2013.04.17

現地記者が吉田麻也の成長を分析「もう8カ月前の彼ではない」

吉田麻也
サウサンプトンの守備を支える吉田麻也(左) [写真]=Getty Images

 サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也の躍進ぶりを、現地のジョナサン・ウイルソン記者が分析した。4月18日に発売される『ワールドサッカーキング』最新号(0502号)の海外日本人選手連載「メイド・イン・ジャパン」内で語っている。

 吉田は今シーズンの開幕後に、オランダのVVVフェンロからサウサンプトンに移籍。デビュー戦となったプレミアリーグ第4節のアーセナル戦では、チームメートの負傷により途中出場したが、自身も失点に絡んで1-6と大敗を喫した。その後も慣れない環境などからパフォーマンスは向上しなかったが、ウイルソン記者は、「この《どん底の期間》が無駄ではなかったことを証明していく」とコメント。吉田が失点に関与して1-1に追いつかれたプレミアリーグ第11節のスウォンジー戦で、メディアの吉田に対する評価は、底を打ったと指摘した。

 翌節のクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦では、元フランス代表FWジブリル・シセを抑えて3-1の快勝に貢献し、第15節のリヴァプール戦では0-1と敗れたが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスを封じ込めたことで、評価を上げた。

 移籍当初は、イギリス紙『ガーディアン』から「おそまつで軟弱なDF」と酷評されたが、1-1で引き分けた第21節のアーセナルとの再戦でのプレーは、イギリスメディア『スカイスポーツ』から「守備の中心にいた」と称賛を受けた。プレミアリーグの水に慣れるとともに、メディアの評価を覆した。

 サウサンプトンは、1月18日にナイジェル・アドキンス前監督を解任。マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を迎える変化が訪れたが、第26節のマンチェスター・C戦で新体制初勝利を記録。第30節からは、リヴァプールとチェルシーといった強豪を含む相手からシーズン初の3連勝を挙げた。

 前述のウイルソン記者は、ショートパスを繋ぐポチェッティーノ体制では、吉田が「持ち前の正確なフィードを生かして攻撃の起点となっている」と分析。「監督交代はポジション喪失のリスクを伴う出来事だったが、吉田は新監督からも信頼を得ていると言っていい」と語った。移籍当初からの成長ぶりについて、「今の吉田はもう8カ月前の彼ではない。指揮官から求められる役割を全うしていけば、サウサンプトンを支える中核として、チームを残留に導けるはずだ」とつづり、更なる飛躍にも期待を寄せている。

 吉田は今シーズンのリーグ戦では、30試合に出場。アーセナルとのデビュー戦を除き、29試合でフル出場している。

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