2019.02.04

イングランド遠征で世界を体感した高円宮杯U-18選抜、目指すは「試合を終わらせる選手」

NIKE
約1週間、イングランドのセント・ジョージズ・パークで合宿を行った [写真]=NIKE
サッカー総合情報サイト

「NIKE NEXT HERO プロジェクト」の選抜チームが、1週間のイングランド遠征を終えた。今回は高円宮杯 U-18サッカープレミアリーグ2018で活躍した選手と、2年生の推薦選手が参加。大寒波の影響でEDVSアカデミーとの練習試合が中止になるアクシデントもあったが、ナイキがサポートするプロ:ダイレクトアカデミーとの練習試合や、FA(イングランドサッカー協会)のトレーニングから刺激を受けたようだ。

 なかでも、イングランド・ユース代表のスカウトを担当するマーティン・ハリソン氏の言葉が印象的だった。「試合を終わらせる選手」とは、「ポジションに関係なく、フットボール自体ができる選手」と、彼は言う。「例えばジョン・ストーンズはMFも、FWもできるだろう。どのようなプレッシャーを受けても、同じようにプレーできることが大切だ」。マーティンコーチは、どのポジションであろうとも、試合を一撃で決められるような技術とマインドを持っていることが重要だと説いた。

 選手たちは、マーティンコーチのメッセージをどう受け取ったのだろう。彼らが考える「試合を決める選手」を聞いた。

GK佐藤海斗(サンフレッチェ広島F.Cユース)

佐藤海斗

[写真]=︎NIKE

失点しないGKです。失点をしなければ負けることはない。自分のセービングで止めることはもちろん、その前の状況で(相手に)やらせないための準備をして、コーチングでチームに指示をすることが重要な仕事だと思います。セービングやクロスの対応、裏へのケアをしっかりやること、そしてコーチングで連係を取ることが大事だと思います。

GK多久美景紀(ヴィッセル神戸U-18 )

多久美景紀

[写真]=︎NIKE

GKが失点をしないことが、試合を終わらせることにつながる。最近のGKは攻撃の第一歩と見られているので、攻撃の起点となって試合を決められるようなプレーと考え方を見せていきたい。神戸は「バルセロナ化」を掲げていて、GKがボールを触る回数が増えています。ただ、つなぐというコンセプトがあるからと言って、失点をしていいわけではない。そのバランスがすごく難しいですけど、自分の良さを生かしながら、攻撃の1歩目になるという新しい力をつけられるように練習で取り組んでいきたい。

DF吉木大喜(ガンバ大阪ユース)

吉木大喜

[写真]=︎NIKE

サイドバックは攻撃でも守備でも一対一のデュエルが多いので、そこでまずは負けないことが、試合を決めることにつながると思う。海外の選手はフィジカルが強いので、僕もフィジカルを強くしないと互角に戦えない。フィジカルトレーニングをして戦えるような体にしていきたい。

DF平松航(ジュビロ磐田U-18)

平松航

[写真]=︎NIKE

相手の心を折ることが、“ゲームオーバー”させることだと思う。例えば、勢いよく攻撃をしてくる相手のクロスを強く弾き返すことで、流れを断ち切ることができる。カバーリング力やコーチング力で他の選手との差をつけたいので、その部分は大学に入ってからも意識して伸ばしていきたい。

DF大越寛人(サンフレッチェ広島F.Cユース)

大越寛人

[写真]=︎NIKE

サイドバックが一対一をすべて勝つことで、相手も勝負しづらくなる。攻撃面でもどんどん勝負して、点に絡んでいければ、試合を終わらせられると思います。そのためにも自分から勝負すること。一対一で勝った後も、チャンスにつなげられるようにしたい。

DF河井哲太(ガンバ大阪ユース)

河井哲太

[写真]=NIKE

ディフェンダーでも点が取れて、無失点で試合を終わらせられる選手が“ゲームオーバー”にできる選手だと思います。普段の練習から、どのポジションでもプレーできるようにしたい。どのポジションでも点を取る、ゴールを守る、パスをつなぐ。全部できる選手になりたい。

DF鈴直樹(サンフレッチェ広島F.Cユース)

鈴直樹

[写真]=NIKE

DFはまず失点しないこと。そしてプレースキッカーとしてアシストや点が取れる選手になりたいです。そのためにも、日頃の練習からキックの質を求めていかないといけないと思っています。細かいところまでこだわっていきたい。

MF桂陸人(サンフレッチェ広島F.Cユース )

桂陸人

[写真]=NIKE

相手から見て、1番怖い存在にならないといけないと思っています。苦しい時に背後に抜けて一発でゴールを仕留めたり、ドリブルでペナルティエリアに侵入したり。そういうプレーでゲームを決めたい。動き出しやドリブルの精度はまだ低いので、練習から意識しつつ、試合では積極的にチャレンジしていきたい。

MF小林里駆(FC東京U-18)

小林里駆

[写真]=NIKE

どんなポジションでもチームが苦しい時に点を決めて、チームを勝利に導けるような選手になりたい。練習から試合で決めることを意識して、プレーでチームを引っ張っていきたい。

MF玉城大志(浦和レッドダイヤモンズユース)

玉城大志

[写真]=NIKE

勝っている時は最後に点を決めさせないように体を張って、負けている時は難しい状況の中でもシュートを決めたり、良いパスを出したりできる選手だと思います。練習からそういう場面を想定して、自分にプレッシャーを掛けながらプレーしたい。

MF山田楓喜(京都サンガF.C. U-18)

山田楓喜

[写真]=NIKE

緊迫した試合の中、一発で仕留められる選手が、試合を決められる選手です。日々の練習からシュートチャンスがあれば、しっかりと決めること。練習が終わった後もシュートを打ったり、いろいろな動きを取り入れていくことが大切だと思います。

MF鈴木唯人(市立船橋高校)

鈴木唯人

[写真]=NIKE

厳しい時に流れを変えたり、1回のチャンスで試合を決められるような選手が、試合を終わらせる選手だと思う。今年はより結果を求められると思うので、自分が決められるように日々努力していきたい。

MF八木滉史(流通経済大学柏高校)

八木滉史

[写真]=NIKE

ボランチとして、攻撃ではゴールに直結するパスを出すこと、守備では相手のキーマンや起点になる選手をしっかり潰して、相手の攻撃の芽を摘むことが、試合を決めることにつながる。まずは守備から自分のリズムを作って、そこから良い攻撃に移れればいいと思います。

MF田邉光平(名古屋グランパスU-18)

田邉光平

[写真]=NIKE

ボランチは攻守に関わり続けるポジションなので、自分がゴールを決めたり、最後の局面でゴールを守ったり、両方のゴール前に顔を出せる選手が試合を終わらせられると思います。僕は小柄ですけど、世界の小柄な選手は運動量があって、賢い。僕もその部分を詰めていきたい。

MF桃李理永(セレッソ大阪U-18)

桃李理永

[写真]=NIKE

僕は運動量が持ち味なので、攻撃の芽を摘んだり、前に飛び出したりすることで、人との違いを見せてゲームを決めたい。練習から前に飛び出す質や、効率的な走りを意識したいと思います。

MF前田泰良(鹿島アントラーズユース)

前田泰良

[写真]=NIKE

大事な場面で点を取ることが大切です。同じように、相手の大事な場面でボールを奪いとることも大切で、相手が戦意を喪失するようなプレーがポイントになると思う。そのためにも自分がボールに関わり続けることが重要になってきます。またボールを持っていないところでどれだけ味方と協力できるか、味方を動かしながら自分をどう生かすか、を考える必要がある。

FW齊藤聖七(清水エスパルスユース)

齊藤聖七

[写真]=NIKE

FWである以上、結果が求められる。試合を決めるのは自分のゴールでありたい。パスを第一優先にするのではなく、結果を重視して、積極的にシュートを打っていきたい。

FW森海渡(柏レイソルU-18)

森海渡

[写真]=NIKE

FWなので、自分が点を決めて、チームを勝たせられるような選手にならなければいけない。たくさんゴールを取るためには、得点パターンを増やす必要がある。足だけではなく、頭でも取る。ゴールが奪えるのであれば何でもいい。それくらい貪欲にゴールを狙っていきたい。

FW石田凌太郎(名古屋グランパスU-18)

石田凌太郎

[写真]=NIKE

昨年、プレミアリーグを1年間通して戦ってきて、数試合ですけど、最後に試合を決める得点を取ることができました。終盤、相手の足が止まってきた時に武器である運動量を発揮できれば、最終的に試合を決めることにつながっていくと思う。背後への抜け出しも強みですけど、まだ足りない。もっとレベルアップしていきたい。

FW高木一史(JFAアカデミー福島U-18)

高木一史

[写真]=NIKE

ボランチがボールを支配し続けることが、ゲームを支配することにつながる。それくらい中盤から安定感を作り出すことができれば、ゲームを決めることにもつながると思います。そのために、止める、蹴る、で相手にボールを奪われない質を練習から意識しているので、今年も継続してやっていきたい。

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