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U-15クラブユース準決勝、延長制した清水と1点堅守の鹿島が決勝へ

2014.08.23

U-15クラブユースは決勝を残すのみとなった。

 第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の決勝トーナメント準決勝が23日に行われた。

 2度目の優勝を狙う名古屋グランパスU15と、初優勝を目指す鹿島アントラーズジュニアユースが対戦。後半の47分に鹿島のFW渡邉伶那斗がゴールを挙げて先制すると、そのゴールを守り抜いた鹿島が1-0で名古屋を下し、決勝へ駒を進めた。

 清水エスパルスジュニアユースは、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースと対戦。準々決勝で昨年王者の横浜F・マリノスジュニアユースを4-1で倒した広島が、18分に清水のオウンゴールで先制すると、5分後にMF仙波大志がゴールを挙げ2-0。さらに後半開始直後の47分にもFW明比友宏の追加点で3点差のリード奪う。しかし終盤から反撃を開始した清水は、62分と69分にFW大屋寛太が2ゴールを挙げて1点差に縮めるが、そのままアディショナルタイムに突入。すると試合終了間際に、清水のFW鈴木友也がゴールを決め同点に成功し延長戦へ。追いついた清水が勢いそのままに、延長前半開始直後の83分、MF鈴木魁人が値千金の得点で逆転。その1点を守りきった清水が激闘の末、広島に逆転勝利し、決勝進出を決めた。

 この結果、24日に行われる決勝の対戦カードは鹿島アントラーズジュニアユースと清水エスパルスジュニアユースの対戦となった。

【試合結果】
名古屋グランパスU15 0-1 鹿島アントラーズジュニアユース
清水エスパルスジュニアユース 4-3 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース

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