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サウジを完封し白星発進の日本…次節はライバル韓国と対戦/AFC U-16選手権

 吉武博文監督率いるU-16日本代表は23日、来年のU-17ワールドカップ(UAE)出場権を懸けたAFC U-16選手権の初戦でサウジアラビアと対戦した。

「前半は個々の距離感が良くなくて、ボールが回らなかった。初戦の緊張もありました」とDF佐々木渉(FC東京ユース)が語った様に、日本は初戦のプレッシャーと初の大舞台とあって、“96ジャパン”本来のパスをテンポ良くつないでスペースを突くサッカーを展開できなかった。

 サウジアラビアの攻撃は至ってシンプル。後ろからロングボールを放り込み、2トップと両サイドハーフがボールを受けたら、迷わずドリブルで仕掛けて行く。それに対し、「僕ら前と中盤の選手が、中盤の空いたスペースに落とされたときにどこまで体を寄せられるかが重要でした」とFW北川航也(清水ユース)が語った様に、ロングボールがこぼれた後に、相手に簡単にドリブルを許してしまっていたシーンが多々あった。

 それでも右サイドに位置した北川が「相手のサイドバックが僕についてきたので、僕が中に入れば、サイドバックにチャンスが生まれる」と、中に絞ってボールを受けるようになったことで、チャンスを作れるようになり、45分にMF渡辺凌磨のクロスから、ペナルティーエリア右に出来たスペースに入り込んだ右サイドバックの佐々木が、落ち着いて先制点を決めた。

 ようやく入った先制点。後半も中盤でのミスが目立ったが、北川を中心にチャンスを作ると、52分にMF三好康児(川崎ユース)を投入。これが奏功し、三好が中盤で豊富な運動量でボールを受けると、前線に攻撃のスイッチを入れるパスを送るだけでなく、自らもフリーランニングでスペースメークしたことで、攻撃が活性化される。

 56分には、FW杉本太郎(帝京可児高校)がペナルティーエリア内で仕掛けてGKの股の間を抜くシュートを決め、2-0 とした日本は、その後も三好を起点に統率が崩れてきたサウジアラビアを攻め立てる。69分には青山に代え、FW中村文哉(G大阪ユース)を投入。中村と三好のドリブル、北川の裏への抜け出しを軸にチャンスは作るが、モノにできなかった。

 それでも相手の攻撃をゼロに抑え、2-0の完封勝利。大事な初戦で見事に勝ち点3を手にした。次節は初戦で北朝鮮を3-0で撃破した宿敵・韓国と激突する。

取材・文=安藤隆人

 

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