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公式戦初先発のFC東京15歳MF北原槙、延長112分までプレー チームは勝利も「違いを残さないと」と悔しさ

2025.04.17

プロ初となる先発出場を果たした北原 [写真]=金田慎平

 JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド第2回戦が16日に各地で行われ、RB大宮アルディージャと対戦したFC東京は、1-1で延長戦までもつれこむ展開となったが、マルセロ・ヒアンのハットトリックの活躍で3-1と勝利して、次のラウンドへコマを進めた。

 この試合ではFC東京の15歳MF北原槙がトップチームで公式戦初先発。シャドーの位置でプレーし、延長後半の113分にベンチへ下がった。北原は「チームとして勝てていない苦しい状況の中、ルヴァンカップでしたけどスタメンの機会をもらって、うれしかったのもありますし、『やってやるぞ』という気持ちもあったし、スタメンで使う判断をしてくれた監督、スタッフの皆さんに、結果で返したいと思っていました。それを考えると、チームとして結果はついてきましたけど、個人として結果がついてこなかったのが悔しいところかなと思います」と、ステップをさらに一つ上がった喜びは感じつつ、悔しさを口に。

 試合では場内がざわつくほどきわどい強烈なミドルシュートを放つなどしたが、「自分は左右両足で蹴れますし、遠いところからでもシュートレンジであることが特徴でもあったので、決めきれなかったことは実力不足なので、練習しないといけないと思います」と自身に矢印を向け、「自分にできることは、がむしゃらに頑張って、人一倍、2倍、3倍、頑張る、走る、ボールを受ける、得点することもそうですし、他の選手よりも何か上のもの、違いを残さないとメンバー入りも見えてこないので、練習しかないです」と続けた。

 FC東京の松橋力蔵監督は北原について「そろそろスタート、90分でどれくらいできるかの期待もありました」と、練習などのパフォーマンスを含めての起用理由を語った一方、「まだまだ、もっとできる選手だと思うので、もう少し時間も必要」と期待を寄せつつ、長い目で見ていくことの大切さも説いた。監督の評価を聞いた北原は「まだまだできるというのはその通りですし、監督からの評価は受け入れないといけません。もっと違いを出せましたし、得点できる場面もありました。次の出場機会があれば、連続してチャンスはなかなか来ないと思うので、その1回で違い、結果、数字を残すかが大事なので、次の出場機会を得ることができれば、絶対に残したいです」と、結果にこだわる姿勢を見せている。

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By サッカーキング編集部

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