[写真]=兼子愼一郎
サンフレッチェ広島が3度目の決勝で初のルヴァンカップ優勝を成し遂げた。
決勝の舞台でヒーローになったのは今夏加入したキプロス代表FWピエロス ソティリウだ。1点ビハインドの63分に途中投入されると、後半アディショナルタイムに得たPKを「自信を持って蹴ることができた」と落ち着いて沈めて同点に。そして90+11分、満田誠のCKを合わせてついに逆転に成功。「すごくいいクロスだったし、いいポジションにいることができた。あとはしっかり合わせるだけだった」と決勝点を振り返った。
逆転での劇的勝利、そして初のカップ戦タイトルについて、ソティリウは「チームワークで勝てた」と胸を張る。「普段のトレーニングから諦めず、最後まで頑張ること。戦うこと、最後まで信じてプレーすることが大事です」。「今日は自分が2点取りましたけど、チームが勝利できたことが何よりも嬉しい。今週は練習にもサポーターが来てくれた。サポーターをがっかりさせないように、タイトルを捧げたいと思っていた」とコメントした。
「キプロスという小さい国から日本という大きな島国に来て、ここで活躍することは簡単なことではありません。これからもっと活躍して成功したいですし、またタイトルを獲りたい」とさらなる意欲を示した。
By サッカーキング編集部
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