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仙台とC大阪が初のベスト4進出…川崎は大量得点でFC東京を下す/ルヴァン杯準々決勝

2017.09.03

 2017JリーグYBCルヴァンカップ・ノックアウトステージ準々決勝第2戦が3日に各地で行われた。

 3-1で第1戦を制したベガルタ仙台は、開始6分に三田啓貴の得点で先制に成功すると、48分には西村拓真のPKで突き放す。対する鹿島アントラーズは58分に鈴木優磨が1点を返す。さらに65分には途中出場の安部裕葵が同点弾をマークすると、続く83分には鈴木のヘディング弾が決まって、鹿島が逆転に成功する。鹿島が第2戦を勝利で飾ったが、2戦合計4-5で仙台がクラブ史上初のベスト4進出を決めた。

 第1戦はスコアレスで終わった浦和レッズセレッソ大阪の一戦。均衡を破ったのはC大阪だった。10分、丸橋祐介のCKからマテイ・ヨニッチが決めて先制する。前半終了間際の44分には丸橋が直接FKを決めて、前半はC大阪の2点リードで折り返す。後半に入り48分、平川忠亮のクロスに武藤雄樹が合わせて1点を返す。さらに71分に興梠慎三が決めて同点とするが、アウェイゴールの差でC大阪が勝ち抜けとなった。

 両チームともに得点のないまま迎えた後半立ち上がりの46分、ガンバ大阪は遠藤保仁のCKに長沢駿が頭で決めてついに均衡を破ると、64分にはオ・ジェソクのクロスが流れたところを泉澤仁が押し込んで勝負を決定付ける。ヴィッセル神戸との“阪神ダービー”を制し、4年連続のベスト4に駒を進めた。

 家長昭博の2得点で先勝している川崎は、28分に阿部浩之が左足で強烈なシュートを突き刺すと、その2分後の30分にも再び阿部がゴールを挙げる。40分にはシュートのこぼれ球をエウシーニョが詰めて、3点のリードを奪い前半を終える。後半に入り54分、またしても阿部のシュートが決まってハットトリックを達成。さらに56分にも再びエウシーニョのゴールが生まれて、5-0と準決勝進出を大きく手繰り寄せる。FC東京は大久保嘉人が後半アディショナルタイムに1点を返したものの、2戦合計7-1と川崎が大勝を収めた。

 この結果、準決勝の組み合わせはG大阪対C大阪、川崎対仙台という組み合わせとなった。準決勝は10月4日と8日に行われる。

ガンバ大阪 2-0(2戦合計 2-0) ヴィッセル神戸
浦和レッズ 2-2(2戦合計 2-2) セレッソ大阪
FC東京 1-5(2戦合計 1-7) 川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ 3-2(2戦合計 4-5) ベガルタ仙台


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