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悔しさ残るプロデビューも…新潟MF森俊介、横浜FM齋藤のプレーから収穫

2017.04.27

ルヴァン杯でデビューを果たした森 [写真]=Jリーグフォト

 26日に行われたJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第3節、横浜F・マリノス戦でアルビレックス新潟のMF森俊介が公式戦デビューを果たした。

 1点ビハインドで迎えた69分、三浦文丈監督から「仕掛けろ」と声を掛けられ、攻撃の切り札として投入された。

 75分には、右サイドでボールを受けると、相手DF2人を前にしながら突破を試みて左足シュート。これはDFにブロックされたが、その後も2度、3度とチャンスを作り、CKを獲得するなどもがいた。しかし、チームは失点を重ね、1-4で敗戦。「アシストもゴールもできなかったのは自分の力不足。相手をかわしてからのプレーがまだまだ単調だった」と悔やんだ。

 右サイドハーフの位置で出場した森。国内屈指のアタッカー、齋藤学(横浜FM)と対峙したことについては、「ボールをもらう前の動きやファーストタッチの質が、目の前で見て違うなと思った」という。森も齋藤と同じく、スピードとドリブル技術を武器とするタイプだけに、「アタッカーとしてすごい選手だと思うので、今日一緒にピッチに立てたことは自分にとってすごくプラスになる」と、敗戦の中にも収穫を得た。

 強豪・関西学院大学から加入し、ルーキーながらも即戦力として大きな期待を受けている森。ようやくプロとしての第一歩を踏み出し、苦戦が続くチームの希望となれるか。

「ここからもっとチームを勝たせられる選手になれるように頑張りたい。サポーターの叱咤激励に応えるのが選手の仕事。次は絶対に勝てるように、僕個人としてはシュートのイメージやクロスの質を高めていきたい」

 勝利を待ち望むファン、サポーターの期待に応えるべく、懸命に前を向いた。

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