ゴールを祝うFC東京の選手たち。2-0で福岡を下した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2016JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦が4日に行われ、アビスパ福岡とFC東京が対戦した。
FC東京のホームで行われた第1戦では、62分に中島翔哉のゴールでFC東京が先制したが、90分に福岡が貴重なアウェーゴールを奪って同点に持ち込んだ。福岡は勝利、もしくは0-0の引き分けで勝ち抜けが決定。一方のFC東京は勝利、もしくは2点以上を奪っての引き分けなら準決勝進出となる。
ホームの福岡は25分、右CKにエリア内中央の濱田水輝がヘディングで合わせてネットを揺らしたが、ゴール前の混戦でファールがあったとして、得点は認められなかった。
すると30分、FC東京が先制に成功する。エリア手前右でパスを受けた田邉草民が右足ミドルシュートを放つと、弧を描いたボールがゴール右上に吸い込まれた。
1点を追う福岡は55分、左サイドでボールを持った金森健志がドリブルで持ち上がり、エリア内に走り込んだ為田大貴にパスを通す。フリーでこれを受けた為田はワントラップから左足で狙ったが、うまくミートすることができず、シュートは枠の左へ外れた。
次の得点が決まったのは75分。右サイドでFKを獲得したFC東京は、東慶悟が低く鋭いクロスをゴール前に送る。これをファーサイドの高橋秀人がダイビングヘッドで叩き込み、大きな2点目を奪った。
これで3点が必要となった福岡は、直後の76分に三島勇太を投入。だが反撃のゴールを挙げることはできず、試合はこのまま終了。今季の明治安田生命J1リーグで2敗を喫していた福岡を2-0で下したFC東京が、2戦合計スコア3-1でベスト4進出を決めた。
FC東京は準決勝で浦和レッズと対戦。第1戦は10月5日、第2戦は10月9日に行われる。
By サッカーキング編集部
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