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G大阪が圧巻ゴールラッシュ 今季最多の6得点で広島を撃破しベスト4へ

2016.09.04

6ゴールを挙げ、広島を撃破したG大阪 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 2016JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦が4日に行われ、ガンバ大阪サンフレッチェ広島が対戦した。

 第1戦で試合終盤にゴールを挙げ、1-1の引き分けへ持ち込んでホームへ帰ってきたG大阪。重要な第2戦にはMF遠藤保仁をスタメン起用したほか、FWアデミウソンとFW長沢駿を前線に並べた。一方の広島は、FW佐藤寿人を先発に抜てきし、敵地での勝利を目指す。

 スコアが動いたのは24分。広島はCKをニアサイドの青山敏弘が頭ですらすと、ゴール前の野上結貴が右足で押し込みネットを揺らした。

 しかし32分、G大阪は右サイドを突破したアデミウソンがグラウンダーのクロスを供給。これに走りこんだ長沢が右足のヒールを使ったトリッキーなシュートで合わせ、ゴール右下へ流し込んだ。試合は1-1の同点となる。

 勢いに乗るG大阪は前半アディショナルタイム2分、右サイドをパスワークで崩し、最後はエリア内へ進入した米倉恒貴がシュート。これはGK林卓人が防ぐが、こぼれ球を長沢が押し込み、逆転に成功する。

 2-1のG大阪リードで後半に突入すると、52分に1点を追う広島がゴール前でFKを獲得。このチャンスでキッカーを務めた森﨑浩司がゴール左隅へ決め、同点に追いつく。

 しかし直後の55分、G大阪はCKから丹羽大輝がヘディングシュート。勢いのあるボールをGK林は止められず、再びG大阪がリードを奪う。

 さらにG大阪は60分、大森晃太郎が左サイドを突破し、パスを供給。これを走りこんだアデミウソンが引き取り、エリア左で右足を振りぬいた。するとボールは右ポストに当たってゴールへ吸い込まれ、4-2と点差を広げる。

 さらに63分には、アデミウソンがハーフライン付近からドリブルを仕掛ける。最後はエリア内でDF千葉和彦をかわしてシュートを打ち、ネットを揺らした。

 G大阪のゴールラッシュは止まらない。71分、右サイドでフリーとなった阿部浩之が広大なスペースを自ら持ち上がり、そのままシュート。ボールはゴール右隅へ吸い込まれ、チーム6点目を決めた。

 広島は79分に途中出場の皆川佑介が1点を返すが、反撃はここまで。今季の公式戦で最多となる6ゴールを挙げたG大阪が広島を下し、ベスト4進出を決めた。

 G大阪は10月5日(水)、9日(日)に行われる準決勝で、横浜F・マリノスと対戦する。

【スコア】
ガンバ大阪 6-3(2試合合計:7-4) サンフレッチェ広島

【得点者】
0-1 24分 野上結貴(広島)
1-1 45分 長沢駿(G大阪)
2-1 45+2分 長沢駿(G大阪)
2-2 52分 森﨑浩司(広島)
3-2 55分 丹羽大輝(G大阪)
4-2 60分 アデミウソン(G大阪)
5-2 63分 アデミウソン(G大阪)
6-2 71分 阿部浩之(G大阪)
6-3 79分 皆川佑介(広島)

By サッカーキング編集部

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