ヤマザキナビスコカップの準々決勝第2戦が、30日に各地で行われた。
大会3連覇を目指す鹿島アントラーズは横浜F・マリノスと対戦。鹿島はホームでの第1戦を0-2で落とし、苦しい状況の中で行われた第2戦も39分に齋藤学、59分にマルキーニョスにゴールを奪われ、2戦合計のスコアを広げられる。65分にダヴィが1点を返したものの、90分に奈良輪雄太にダメ押し点を奪われてしまった。試合は3-1で横浜FMが勝利し、2連勝でベスト4進出となった。
第1戦をアウェーで2-0と勝利し、優位な状況でセレッソ大阪とのホーム戦に臨んだ浦和レッズは、開始6分にC大阪の南野拓実に先制点を許すが、34分に梅崎司のゴールで同点とすると、そのまま1-1のドローで終え、2戦1勝1分で準決勝進出を決めた。
ホームで2-1と先勝した川崎フロンターレは、ベガルタ仙台とのアウェー戦を、中村憲剛の2得点などで3-2と勝利。2連勝で勝ち抜けとなった。
昨季のJ王者サンフレッチェ広島と天皇杯王者である柏レイソルの対戦は、柏が初戦のアウェーゲームで2-1と勝利し、優位な状況でホームでの第2戦を迎える。前半をスコアレスで折り返すと、59分に広島の佐藤寿人が先制点を奪取。しかしその後はスコアが動かず、1-0で広島が勝利し、2戦合計2-2としたものの、アウェーゴール数で柏が準々決勝突破を決めた。
準決勝もホームアンドアウェーで行われ、第1戦が9月7日、第2戦が10月12日に開催される。
■準々決勝第2戦結果(◎印が準決勝進出チーム)
仙台 2-3(2戦合計3-5) ◎川崎
◎浦和 1-1(2戦合計3-1) C大阪
◎柏 0-1(2戦合計2-2、アウェーゴール数) 広島
◎横浜FM 3-1(2戦合計5-1) 鹿島
■準決勝組み合わせ
川崎 vs 浦和
柏 vs 横浜FM