FIFAランキング最新版｜男子サッカー・日本代表｜随時更新

　国際サッカー連盟（FIFA）が発表した最新のFIFAランキング（サッカー男子）を1位～210位まですべて紹介する。

　最新のFIFAランキングは2024年9月19日に発表された。日本代表のFIFAランキングは16位。前回よりも2ランクアップし、森保一監督が就任した2018年以降では最上位になった。なお、FIFAランキング1位はアルゼンチン代表。FIFAランキング最下位はサンマリノ代表。

FIFAランキング一覧

　FIFAランキングは一般的に「サッカーが強い国（強豪国）」を図る指標として用いられる。1993年から開始された制度であり、FIFAに加盟する国・地域のナショナルチームの国際Aマッチの成績をもとに決定する。算出方法はこれまで4度変更されており、現在は『試合の重要度係数×（試合の結果係数－試合の期待結果係数）』の計算式で算出されている。

※2024年9月19日時点

※東アフリカのエリトリア代表は規定の48カ月試合を行っていないことからランキング外となっている。

変動が大きかった国・地域は？

今回の発表で最も順位を上げたのは、7ランクアップしたブルネイ代表。AFCアジアカップ2027予選でマカオ代表に2連勝し、+25.1ポイントを積み上げて、大きく順位を上げることに成功した。

一方、最も順位を落としたのはカタール代表。FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）で朝鮮民主主義人民共和国代表、UAE代表に2連敗を喫し、10ランクもダウンした。

なお、今回の発表で最もポイントを積み上げたのは、FIFAワールドカップ26南米予選で躍進したボリビア代表。本拠地を標高3600メートルから4100メートルに変更し、ホームでベネズエラ代表に勝利すると、チリ代表にアウェイで31年ぶりの勝利を飾った。格上相手の2連勝で+35.2ポイントを加算している。

一方、最もポイントを失ったのはオーストラリア代表。FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）初戦でバーレーン代表に敗れると、第2節インドネシア代表戦もスコアレスドローで終了し、-26.99ポイントを失った。

日本代表はアジア（AFC加盟国・地域）で何位？

　最新のFIFAランキングでサッカー男子日本代表は16位。FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）で2連勝し、前回よりも2ランクアップした。アジアサッカー連盟（AFC）加盟国・地域のなかでの最高位はキープしている。

　なお、サッカー男子日本代表のFIFAランキング最高順位は、1998年2月、3月に記録した9位。算出方法が現行方式になって以降では、2011年4月に記録した13位となっている。

※2024年9月19日時点

FIFAワールドカップアジア最終予選出場国のFIFAランキング

FIFAワールドカップ26 アジア最終予選は2次予選を勝ち上がった18カ国が6カ国ずつ3グループに分かれ、ホーム＆アウェイの2回戦総当たり方式で試合を行う。

各チームの最新FIFAランキング順位は以下の通り。

FIFAランキング最下位は？

　最新のFIFAランキングで最下位となったのは、ヨーロッパ（UEFA）のサンマリノ代表。（48カ月試合を行わずにランキング外となっている東アフリカのエリトリア代表を除く）。前回の発表から変わりはない。

　サンマリノ共和国はイタリア国内にあり、人口は約3万3000人（2023年7月時点）。全体の面積は61.2平方キロメートルと世界で5番目に小さい国家として知られる。強豪揃いのヨーロッパで大陸予選を戦っていることもあり、FIFAランキングで下位に低迷している。

　今回の集計期間内に、UEFAネーションズリーグでFIFAランキング199位のリヒテンシュタイン代表に20年4カ月8日ぶりとなる国際Aマッチの勝利を飾り、+6.41ポイントを加算したが、1つ順位が上の209位アンギラ代表とはまだ約36ポイントの差があり、最下位を脱却することはできなかった。

次回の発表は？

次回の発表は、2024年10月24日に予定されている。