FIFAランキング最新版｜男子サッカー・日本代表｜随時更新

　国際サッカー連盟（FIFA）が発表した最新のFIFAランキング（サッカー男子）を1位～210位まですべて紹介する。

　最新のFIFAランキングは2024年7月18日に発表された。日本代表のFIFAランキングは18位。FIFAランキング1位はアルゼンチン代表。FIFAランキング最下位はサンマリノ代表。

FIFAランキング一覧

　FIFAランキングは一般的に「サッカーが強い国（強豪国）」を図る指標として用いられる。1993年から開始された制度であり、FIFAに加盟する国・地域のナショナルチームの国際Aマッチの成績をもとに決定する。算出方法はこれまで4度変更されており、現在は『試合の重要度係数×（試合の結果係数－試合の期待結果係数）』の計算式で算出されている。

※2024年7月18日時点

※東アフリカのエリトリア代表は規定の48カ月試合を行っていないことからランキング外となっている。

変動が大きかった国・地域は？

今回の発表で最も順位を上げたのは、17ランクアップしたベネズエラ代表。コパ・アメリカ2024のグループステージでエクアドル代表、メキシコ代表、ジャマイカ代表に3連勝。準々決勝でカナダ代表にPK戦の末に敗れたが、+57.88ポイントと大きく順位を上げることに成功した。

一方、最も順位を落としたのはチェコ代表。EURO2024のグループFでトルコ代表、ジョージア代表、ポルトガル代表と同組になったが、1分2敗の最下位となり、グループステージ敗退に終わっていた。

なお、今回の発表で最もポイントを積み上げたのは、EURO2024で優勝したスペイン代表。クロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表、ジョージア代表、ドイツ代表、フランス代表、イングランド代表とFIFAランキング上位のチーム相手に7連勝したことで、+105.75ポイントの大幅アップとなり、順位も5位から3位へと上昇した。

一方、最もポイントを失ったのはサモア代表。OFCネイションズカップでパプアニューギニア代表、フィジー代表、タヒチ代表に3連敗を喫し、-44.09の減算となった。

日本代表はアジア（AFC加盟国・地域）で何位？

最新のFIFAランキングでサッカー男子日本代表は18位。集計期間内に試合が行われなかったため、前回よりも1ランクダウン。ただ、アジアサッカー連盟（AFC）加盟国・地域のなかでの最高位はキープしている。

サッカー男子日本代表のFIFAランキング最高順位は、1998年2月、3月に記録した9位。算出方法が現行方式になって以降では、2011年4月に記録した13位となっている。

※2024年7月18日時点

FIFAワールドカップアジア最終予選出場国のFIFAランキング

最終予選は2次予選を勝ち上がった18カ国が6カ国ずつ3グループに分かれ、ホーム＆アウェイの2回戦総当たり方式で試合を行う。

6月27日に行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選組み合わせ抽選会で日本代表はグループCに入ることが決定した。各チームのFIFAランキング順位は以下の通り。

【グループA】
・イラン代表：20位
・カタール代表：34位
・ウズベキスタン代表：61位
・UAE代表：69位
・キルギス共和国代表：102位
・北朝鮮代表：110位

【グループB】
・韓国代表：23位
・イラク代表：55位
・ヨルダン代表：68位
・オマーン代表：76位
・パレスチナ代表：96位
・クウェート代表：136位

【グループC】
・日本代表：18位
・オーストラリア代表：24位
・サウジアラビア代表：56位
・バーレーン代表：80位
・中国代表：87位
・インドネシア代表：133位

パリオリンピック2024出場国のFIFAランキング

　オリンピックにおける男子サッカーは、当初、国際オリンピック連盟（IOC）の定めによりアマチュア選手のみが出場する大会だったが、1984年ロサンゼルスオリンピックからプロ選手の出場が認められた。しかし、国際サッカー連盟（FIFA）が管轄するFIFAワールドカップとの兼ね合いから、1992年バルセロナオリンピックより年齢制限が設けられ、開催前年の12月31日時点で満23歳以下の場合はプロ選手でも参加できるというルールに変更された。その後、1996年アトランタオリンピックから年齢制限を超えた3選手を代表選手リストに加えることができる『オーバーエイジ』の条項が追加され、現行のルールとなっている。

　FIFAランキングはA代表（年齢制限がない）のみポイントが集計されるため、年齢制限のあるオリンピックとは相関性がないランキングとなっている。ここでは、A代表のFIFAランキングとともに、パリオリンピック2024出場国が記録した予選での成績を記載する。

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FIFAランキング最下位は？

最新のFIFAランキングで最下位となったのは、ヨーロッパ（UEFA）のサンマリノ代表。（48カ月試合を行わずにランキング外となっている東アフリカのエリトリア代表を除く）。前回の発表から変わりはない。

サンマリノ共和国はイタリア国内にあり、人口は約3万3000人（2023年7月時点）。全体の面積は61.2平方キロメートルと世界で5番目に小さい国家として知られる。強豪揃いのヨーロッパで大陸予選を戦っていることもあり、FIFAランキングで下位に低迷している。

今回の集計期間には試合を行っておらず、739.64ポイントのままとなっている。

次回の発表は？

次回の発表は、2024年9月19日に予定されている。