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「2つのことに重点を置いている」コロンビア指揮官が日本代表戦へ意気込み「明日の試合では…」

2023.03.27

コロンビア代表を率いるロレンソ監督 [写真]=Getty Images

 コロンビア代表を率いるネストル・ロレンソ監督が27日、翌日に控えたキリンチャレンジカップ2023の日本代表戦に向けた会見に出席した。

 FIFAワールドカップカタール2022の南米予選を6位で終え、3大会連続のワールドカップ出場を逃していたコロンビア代表。2022年7月にロレンソ監督を招へいし、新たなチーム作りに着手している。24日に行われた韓国代表との一戦では、前半にソン・フンミン(トッテナム/イングランド)に2ゴールを許しながらも、後半にハメス・ロドリゲス(オリンピアコス/ギリシャ)とホルヘ・カラスカル(CSKAモスクワ/ロシア)が得点を挙げ、ドローに持ち込んでいた。

 日本代表との一戦を前に、ロレンソ監督は韓国代表戦も含めた“アジア遠征”の2試合で重視するポイントに言及。「今回の遠征では2つのことに重点を置いている。1つ目は明確な目標を持った強いチームを作ること。2つ目はピッチ上で選手の相互理解を可能とするチームとしての機能を作っていくことだ」と明かし、「明日の試合では、より秩序を保ってボールを奪いに行きたい」と意気込んだ。

 日本代表、韓国代表ともに「同じ監督のもとで何年もやってきているチーム」と評したロレンソ監督は「日本はスピードも速く、チームとしての機能もしっかりしている」と警戒するポイントにも言及。「回避できる失点をしないことも重要だ。韓国戦の前半は試合を支配されてはいたが.あの2失点は避けられたはずだ」と続け、守備面で厳守しなければならない部分にも触れた。

 また、チーム状況については「出られないのはキンテロ。CTではケガが確認できなかったが、痛みが引かないのでMRIの検査を実施した」と明かし、フアン・フェルナンド・キンテロ(ジュニオル)の欠場を改めて明言。会見にて日本代表を率いる森保一監督がコロンビア代表を「カウンターをベースにしながらも、中盤にボールを動かせる選手もいるチーム」と表現したことに話が及ぶと、「カウンター攻撃を視野に入れて試合を準備してはいないが」と前置きした上で次のように語った。

「個人的に好きな選択肢ではある。ボールを奪う位置によってはダイレクトな攻撃が可能になるからだ。明日はそういった形で日本にダメージを与えられたらいい」

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