遠藤がサウジアラビア代表戦へ意気込み [写真]=Getty Images
日本代表のMF遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)が28日、メディア対応を行なった。
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選5勝2敗のグループ2位につける日本代表。27日に行われた中国代表戦で先発出場し、2-0の勝利に貢献した遠藤は「昨日も言いましたが、勝てたことがすべて。追加点を奪えたことはポジティブな要素ですが、攻撃のテンポのところは改善したいと思いました。守備面では『0』で抑えられて良かったです」と試合を振り返った。
FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・グループB首位に立つサウジアラビア代表を勝ち点「4」差で追走する日本代表。2月1日に行われるサウジアラビア代表戦について、遠藤は「そこまで気負い過ぎず、自分のプレーを出すことが一番だと思います」とコメント。続けて「しっかり準備して、気持ちの面でもフィジカル的なところでも、もうひとつふたつギアを上げていく必要があります」と意気込みを示した。
また、昨年10月に行われたサウジアラビア代表戦は0-1で敗北。本大会出場権獲得を目指す日本代表の前に立ちふさがるサウジアラビア代表について、遠藤は「チームの完成度は高いと思います。所属先のチームメイトや長くプレーしている選手が多い印象を持っているので、ボールの動かし方も洗練されている感じがします」と披瀝。その一方で「ブロックを引いて守りつつも、前からも嵌めに行きたいです。“ボールを持たせながらカウンターを狙う”というオプションは有効な手段だと思いますし、前回もそれでチャンスを作れていました。前から行くところとブロックを引いてカウンターを狙う戦いの両方を90分のなかで出来れば良いと思います」と心境を明かした。
最後に、負傷欠場のDF吉田麻也に代わりキャプテンマークを託されたことについて、遠藤は「個人的には、キャプテンをやることに対しては責任も誇りも感じていますし、光栄にも思っています」と告白。さらに「キャプテンマークを巻いてピッチに立つことで気持ち的に昂る部分もありますが、大事なのはキャプテンであるのか否かではなく、チームの中心選手として自覚と責任感をもってやれるかどうかです。その結果として、チームや監督に認められて任されるのがキャプテンのあるべき姿だと思います。個人的に日本代表のトップチームでキャプテンできるのはすごく光栄には思いますし、代理とはいえ、責任を感じながらプレーさせてもっています」と胸中を明かした。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト