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勝負の10月シリーズへ…日本代表の森保監督、サウジ戦は「厳しいものになると覚悟」

2021.10.06

10月シリーズについて語った森保監督 [写真]=JFA

 6日、日本代表の森保一監督がオンラインでの取材に応じた。

 日本代表は、FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選で1勝1敗。9月シリーズからの準備期間があまりないなか、森保監督は今回の10月シリーズをどのようにみているのだろうか。

「与えられた期間内で最大限のパワーを発揮しようと。選手個々のコンディションを上げ、チームコンディションを上げるということで、良い練習ができていると思っています」

 初戦のオマーン代表戦には、ホームで0-1とまさかの敗戦。続く中国代表戦でも、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)の虎の子のゴールを守り切って1-0で辛勝するなど、日本代表は最終予選で苦しんでいる。8日のサウジアラビア代表戦は勝利が必須条件だが、森保監督は「サウジ戦は厳しいものになると覚悟しています」とコメント。それでも「一戦一戦最善の準備をするという心境でいます」と、現在進行形で集中して準備を進めていることを明かした。

 そのサウジアラビア代表について「非常に攻撃的なチームと思っています」と語った森保監督は、難敵を「攻撃時に人数をかけ、サイドバック等が高い位置を取り、厚みを持った攻撃をしてくる。球際の攻防、攻守の切り替えも速く、アグレッシブに戦ってくる印象」と分析した。

 ゴール不足が懸念されている日本代表にとって、負傷明けのFW古橋亨梧(スコットランド/セルティック)に懸かる期待は大きい。森保監督は「全体発表の時に招集することも選択肢の一つにあったなかでの追加招集になりました」とコメント。「けがの状態を見ながら、我々のメディカルスタッフがセルティックのスタッフと連絡して確認した上で、良くなっている、試合に出られるということを聞いたので、最終的には試合に出場した状態を見て追加招集を決めた。昨日全体練習をして、体、頭を切り替える練習もしています。最終的には今日の練習を見て、起用法を決めたい」と語っている。

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