グループA第2節でブラジル代表と日本代表が対戦した [写真]=Getty Images
30日、東京パラリンピック5人制サッカー(ブラインドサッカー)のグループA第2節で、日本代表がブラジル代表と対戦した。
世界ランク2位のブラジル代表は、2004年のアテネ大会でパラリンピック正式競技に採用されてから全大会で金メダルを獲得。同12位で今大会が初出場の日本代表は、4連覇中の“絶対王者”を相手に連勝を目指す一戦となった。
試合は開始5分にMFライムンド・メンデスがシュートを決め、ブラジル代表が1点リードで前半の20分を終える。迎えた後半、同点ゴールが欲しい日本代表だったが、FWチアゴ・ダ・シルバがドリブル突破から追加点。さらに主将FWリカルド・アウベスの強烈なシュートがGK佐藤大介の手を弾きながらゴールへと収まり、スコアは3-0に。そして終盤にはセットプレーから再びR・アウベスがシュートを決め、試合は結局4-0で終了を迎えた。終始攻撃で日本代表を圧倒したブラジル代表が、2連勝を挙げている。
大会5連覇を目指すブラジル代表は、グループリーグの2位以上が確定し準決勝進出が決定。日本代表の次戦は31日、ともに1勝1敗で並ぶ中国代表との対戦を迎える。中国代表の得失点差「−2」に対して同「0」の日本代表は、引き分け以上で準決勝進出が決めることができる。
【スコア】
ブラジル代表 4-0 日本代表
【得点者】
1-0 5分 ライムンド・メンデス(ブラジル代表)
2-0 25分 チアゴ・ダ・シルバ(ブラジル代表)
3-0 36分 リカルド・アウベス(ブラジル代表)
4-0 39分 リカルド・アウベス(ブラジル代表)