オンラインでの取材に応じた冨安
日本代表に招集されたDF冨安健洋が、オンライン上でインタビューに応じた。
冨安は昨シーズン、所属するボローニャではサイドバックでの出場が多かったが、今シーズンはここまでセンターバックとしての出場が続いている。日本代表でもセンターバックでの活躍が期待されているが「1年間サイドバックをやって、自分が不利な状況、つねに2対1の状況で守備をして大変な思いをしたので、センターバックに入ったら逆にサイドバックがそういう思いをしないように、負担を減らせるようにカバーできたらいいなと思ってプレーしています」と、自身のプレーについて語った。
また、日本代表とボローニャにおけるビルドアップの違いについても「もちろんボローニャとは違うので頭の切り替えは必要です。ボローニャはけっこう立ち位置とかの決まりが多いけど、代表はそこまで決まりがないので、状況を見て選手個人が判断することが求められる。相手をしっかり見てボールが来る前に状況を見て、いいポジション取って、運べるときは運んで、状況判断をうまくやりたいです」と口にした。
約2年前にフル代表デビューを果たし、今やチームに不可欠な存在となっている冨安。自身も「最初、2年ちょっと前に代表に招集してもらってからと比べると代表に対する思いはやっぱり変わってきているので、より責任感が増したというか、試合にも出させてもらってるので日本のために全力でプレーしたいという気持ちは増してきています」と精神的な変化を感じているという。
そして新型コロナウイルスによって活動の変化に直面しながらも「食事の時間に一人ひとりで食べてるのでそこでコミュニケーションが取れないのは難しいですけど、ご飯のあとにしっかり距離とりながら、マスクつけながら、話したりゲームしたりしているのでコミュニケーションの部分は問題ないと思います」と、現在のチームについても語った。
By サッカーキング編集部
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