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中断期間で再確認した家族の大切さ…吉田麻也「離れ離れになる移籍はやめる(笑)」

イベント後、オンライン取材に応じた吉田麻也

 日本代表のオフィシャルパートナーであるキリンホールディングス株式会社は29日、サンプドリア所属の日本代表DF吉田麻也をゲストに招き、抽選で当選した100名のファン・サポーターをリモートでつなぎ、約1時間にわたるトークライブ「KIRIN presents サッカー日本代表 吉田麻也リモートトークライブ」を開催。イベント後に取材に応じた。

 吉田は1月に約7年半在籍したサウサンプトンを離れ、イタリアへと渡った。3月にセリエAデビューを果たしたが、その後は新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断。3カ月以上、ピッチから離れることになった。

 サウサンプトンからの半年間のレンタル移籍での加入だったこともあり、「短期レンタルなので、家族をイギリスに残すつもりだったので、『ワンルームでいいか』と普通の部屋を借りました。そこからチーム内に感染者が出たこともあり、隔離状態になったので、これはマズイなと。日本のコーチとも話したりして、狭いスペースでも心肺機能を上げるようなメニューを組んでもらったので、おそらく他の選手よりは(再開に向けて)いい準備ができていたと思います」と振り返る。

 イタリアの状況については、「ヨーロッパでも最初に(コロナウイルスが)広がった国で、当時はひどい状況でした。物資が届かず何も手に入らない中、何とか食事だけはありつける状況でしたけど、少しずつ回復してきて、日常を取り戻しつつあります」と伝え、「クラブでもロッカールームを3部屋に分けたり、移動も最大限に注意して。3、4日に一回PCR検査も受けています」と、クラブの取り組みにも言及。

 サンプドリア移籍当初は一人暮らしだった吉田だが、現在は家族も吉田の元へ。「サウサンプトン移籍のタイミングで結婚して、7年半くらい一人で生活していなかった。良くも悪くも甘えて、家事を任せていた部分もありました。VVVフェンロ以来の一人暮らしになって、大変でした(笑)。家族の大切さ、サポートのありがたみは、僕だけでなく、この期間でみんな実感していたと思います。家族と一緒に暮らすのがベストだと思っていますし、この期間で家族と離れ離れになる移籍はやめようと思いましたね(笑)」と、家族愛の強い吉田だが、大切さを再確認したようだ。

 イングランドとイタリアのサッカーの違いについては「今のところはそんなに感じません。ザックさん(アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督)から細かく厳しい、体の向きなどを勉強させてもらったので、財産になっています」と恩師の指導に感謝を述べて、問題がないと断言。

「僕たちにやれることはやはりサッカーです。娯楽も制限されている中、皆さんに画面を通じて楽しんでもらうため、僕たちがいいパフォーマンスを出すことが一番です。ピッチ内外でできることを模索していますし、皆さんに元気を与えられたら。スポーツにはその力があると思っています。状況がよくなったら、ぜひスタジアムにきてほしいです」と、最後はファンに呼び掛けている。

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