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移籍の経緯、ポジション、目標、好きな選手…久保建英がインタビューですべてを語った

2020.01.19

[写真]=Getty Images

 マジョルカで不動の地位を築きつつある久保建英がラ・リーガのインタビューに応じ、ラ・リーガとの“出会い”や昨夏の移籍の経緯、スペインと日本のサッカーの違い、将来の目標などについて語った。スペイン大手メディア『AS』が伝えている。

「プリメーラでプレーできると思った」

バレンシア在籍時のダビド・シルバ(左)とダビド・ビジャ [写真]=Getty Images

 久保は「ラ・リーガの試合を見るようになったのはバレンシアが強かった時代で、ダビド・シルバやダビド・ビジャが好きだった」と自身とラ・リーガの“出会い”を回顧。スペインと日本のサッカー違いについて聞かれると、次のように答えている。

「ラ・リーガのサッカーは日本に比べて縦方向に速く、カウンター攻撃が多い。今のJリーグはラ・リーガから多くの恩恵を受けている。イニエスタやビジャ、サンペールなど、偉大なプレーヤーが加入してきたからね。ファンは両方のリーグに触れられるから、日本にとって非常にいいことだと思う」

 18歳の誕生日を迎えた直後にレアル・マドリードと契約を結んだが、レアル・マドリードの関係者は「僕と交渉するために日本まで来てくれて、スポーツ面のプロジェクトを説明してくれた」という。移籍決定後、プレシーズンはレアル・マドリードのトップチームに帯同しており、開幕後はセカンドチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャでプレーする予定だったが、一転してマジョルカに期限付き移籍した。その経緯について久保はこう説明している。

「最初はカスティージャでプレーする予定だったけど、プレシーズンを終えた後、『自分はプルメーラ・ディビシオンのチームでもプレーできる』と思うようになった。だからマジョルカに行くことを決めたんだ」

 第9節の試合ではレアル・マドリードと対戦し、久保自身も後半途中から出場した。この時の心境については「プレシーズンまで彼らと一緒にやっていたから少し奇妙な感じがした」と明かし、「ピッチに入った時にはヴィニシウスに挨拶された。それも変な感じだったけど、(1-0で勝利したので)試合後はチームメートと同じように満足していた」と振り返っている。

 自身にとって最適なポジションを「トップ下」だと明かした久保だが、「トップ下を置くチームは少ないので、監督が自分に求めるポジションに適応しなければならない。今はサイドを任されているけど、心地よくプレーできている」と語っている。

 将来の目標を聞かれた際には、力強くこう答えている。

「チャンピオンズリーグやワールドカップの決勝など、ビッグマッチでプレーしたい。もちろん勝つことができればいいよね」

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