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サイドで1対1を仕掛けたU-23日本代表の橋岡…「もっともっと精度を上げていかないと」

2020.01.10

同じ布陣を採用したU-23サウジアラビア代表を相手に、右サイドで仕掛けることを意識した橋岡大樹 [写真]=Getty Images

 9日、東京オリンピックに出場するU-23日本代表がタイで行われているAFC Uー23選手権タイ2020 グループBの初戦に臨み、U-23サウジアラビア代表に1-2で敗れた。

 事前のスカウティングでは4バックと予想されていたU-23サウジアラビアだが、実際には3バック。「始まる前に相手の並びを見て僕たちと合わせてきたなと分かりましたし、それでも解決策というか、どこを狙っていくかはみんなで共有できていたので、そこは問題なかった」と語った橋岡大樹。その“狙いどころ”について、「サイドの1対1の攻防でどんどんクロスを上げていくこと。そこが攻撃のカギになってくるとすぐに分かった」と明かした。

 右のワイド(ウイングバック)に入った橋岡は、「剥がしてどんどんクロスを上げていこうと思っていた」と相手との1対1の場面では仕掛けて何度もクロスを上げていた。それでも得点には結びつかなかった。「もっともっと精度を上げていかないといけない」と反省を口にした。

 U-23日本代表は、0-0で折り返した後半の立ち上がりにドリブルで中央に入られ失点を喫すると、直後に食野亮太郎が左から同点弾を叩き込み同点に追い付く。それでも、終了間際に与えたPKから失点し敗れた。

「カウンターから、古賀(太陽)選手のところでボールに行ったチャレンジは本当に良かったと思いますけど、あそこで取り切れなったのはしょうがない。みんなでもっと早くカバーできていれば、あの失点はなかったと思う」と先制点を悔やんだ橋岡。「隙を見せてやられた部分もあったので、その隙はレベルの高い中で一つのミスが命取りになるなと思ったし、これからチームが一つになっていかないといけない中で、あのミスが次の試合にいい影響を及ぼせられればと思っている」と、次のシリア戦に向けてチームが一つになることを強調した。

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