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「日本のほうがふさわしいチームだが」…南米メディアが指摘した問題点とは?

2019.06.25

[写真]=Getty Images

 日本代表は25日、コパ・アメリカ グループステージ第3節でエクアドル代表と対戦した。試合は中島翔哉のゴールで日本が先制するも、1-1のドロー。日本は2分1敗でグループ3位となるも、決勝トーナメント進出を逃す結果となった。

 今大会は各グループの上位2チームと、グループ3位の成績上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出できる。グループC3位の日本(勝ち点2、得失点差-4)をグループA3位のペルー(勝ち点4、得失点差-3)とグループB3位のパラグアイ(勝ち点2、得失点差-1)が上回り、決勝トーナメントに駒を進めた。試合後、この結果に対しアルゼンチンのメディア『オレー』が報じている。

 同メディアは久保建英を“偽メッシ”と表現し、決勝トーナメント進出は「日本のほうがふさわしい」と伝えた。

「恐らく日本のほうが次のステージに進むのにふさわしいチームだった。“偽メッシ”や、先制点を決めてノックアウトステージ進出に近づけた中島のチャンスメークやゴールに向かう姿勢は、そのような判断に値するものだった。しかし現実問題として、守備の場面についても分析して見ると、日本は別のチームのようだった。ビルドアップとマークの両面で問題を抱えており、それによってエクアドルは組織面に問題を抱えていたとはいえ、引き分けに持ち込むことができた」

 また、日本と同じく2分1敗だったパラグアイの決勝トーナメント進出については「奇跡」と報じた。

「後半が始まると、(エクアドルの)エルナン・ダリオ・ゴメス監督は前からプレッシャーをかけさせ、より多くの選手を相手陣内でプレーさせた。しかし、エネル・バレンシアも他の選手も、集中して相手ゴールを目指すことはできなかった。日本はどうだったか? 後半48分に久保がこぼれ球を押し込んだ。(パラグアイの)エドゥアルド・ベリッソ監督はテレビの向こうで心臓が止まるような思いをしたと思うが、オフサイドの判定となり、1-1でタイムアップ。パラグアイが準々決勝に進出した。奇跡だ」

 決勝トーナメントは日本時間28日から行われ、パラグアイは開催国のブラジルと対戦する。

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