自身の経験から100人の“ドリーマー”への支援を決めた長友 [写真]=Getty Images
20日、DF長友佑都(ガラタサライ)が自身のTwitter上で新プロジェクト「長友ドリーム」を発表した。
発表されたプロジェクトは、「夢を追いかける100人を対象に、1年に100万円ずつ3年に渡って支援する」というもので、第1弾として10人の募集を開始した。
100万円を3年間支援で、1人300万円。
今後100人を応援、総額3億円サポートしたいです!まずは第1弾として僕個人のお金3000万円で10人の夢を応援します!この投稿をフォロー&リツイートをした人の中から僕が夢を応援する人を決めます。#長友ドリーム をつけて夢への想いなどをツイートしてください! pic.twitter.com/Novj0ATemw— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) June 20, 2019
母子家庭で育った長友は、自身の中学時代の経験がプロジェクトの根幹にあることを説明。母親からの「お金の心配はしなくていいから、挑戦しなさい」という一言で、金銭面から諦めかけていた県外の強豪校(東福岡高校)への進学を決め、最終的にプロサッカー選手になるという夢を叶えた経験から、「経済的な理由で夢を諦めてしまっている、または夢を諦めざるを得ない状況に置かれている人をサポートしたい」と考えたようだ。
長友は3年という単位についての理由も説明し、「FC東京でのプロデビューから3年で、世界屈指のビッグクラブであるインテルに加入した」自身の経験から3年間応援することを決めたようだ。
また、「もちろん3年で夢が叶うとは思っていないし、お金で支援したから夢が叶うという簡単な話でもないけど、『なにか背中を押せるきっかけになれたらな』との思いからプロジェクトを始めた。夢の力は世界を変える。1人でも本気で夢を追いかける人がいたら、その輪は周りに広がっていくと思う。みんなが夢に挑戦して、みんなが人の夢を応援するような世界を本気で作っていきたい」と、プロジェクトの理念を語っている。
By サッカーキング編集部
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