ウルグアイ戦に出場したGK川島永嗣 [写真]=Getty Images
日本代表は20日にコパ・アメリカ2019のグループステージ第2節でウルグアイ代表と対戦し、2-2で引き分けた。
昨年のロシア・ワールドカップ以来、約1年ぶりに代表戦のピッチに立ったGK川島永嗣は試合後、「個人的には常に選ばれる準備をしているし、質の高いプレーを見せるためにやっているので。こういう形で使ってくれたということは、若いチームを後ろからサポートしていかなきゃいけないということだと思ってやりました」と、平均年齢22歳の若き日本代表を最後尾から支えたいとの意気込みで臨んでいたことを明かした。
その言葉通り、ディフェンスラインの選手たちには積極的に声を掛け、時には厳しい表情でチームを鼓舞。さらにはエディンソン・カバーニとの一対一を素晴らしいセーブで防ぐなど、存在感を示した。
「まあ、声を出すくらいしかできないですから(笑)」と謙遜したが、最年長として若手選手がしっかりと自分の力を発揮できるように気を配っていたようだ。
「正直、今の若い選手たちは、やれる能力は確実にあると思う。そういった意味で若い選手たちが持っているものをより出せるように、自分は後ろからサポートできればいいなと思っていましたし、声を出せるところはもちろん、プレッシャーを感じない程度に(笑)、出せればいいなと思ってやっていました」
初戦のチリ代表戦は0-4と完敗を喫したが、見事に修正し、貴重な勝ち点1を獲得した。
「準備期間が短いなかで、1試合をやっただけでこれだけプレーを修正できるっていうのは、今いる選手の順応性というのが大きいと思います。これだけ若い選手がコパ・アメリカという大会で、A代表初出場の選手がいるなかで、本当にみんな堂々とプレーしていて素晴らしいと思います」
ただ、「満足している選手は1人もいない」という。「良い結果だとは思うんですけど、勝てるチャンスがあった試合ですし、そういう意味では満足している選手は1人もいないです。その悔しさを次につなげていきたいです」。24日(日本時間25日)のグループステージ最終節、エクアドル戦で初勝利を目指す。
By サッカーキング編集部
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