[写真]=Getty Images
コパ・アメリカ グループステージ第2節が21日に行われ、グループCの日本代表とウルグアイ代表が対戦。日本は2-2で試合を終えた。
衝撃の2ゴールだった。三好康児は4-2-3-1の中盤右サイドで先発すると、25分に先制ゴールを決める。柴崎岳からのロングフィードに反応して右サイドを抜け出すと、そのままペナルティエリア右に侵入。縦に抜け出して相手DFをかわすと、利き足とは逆の右足でシュートを放ち、ニアサイドを破った。さらに、1-1の同点で迎えた59分には、左サイドから杉岡大暉が上げたクロスが相手GKフェルナンド・ムスレラにはじかれたところをしっかりと詰め、ボールをゴールに押し込んだ。
だが、三好は試合後、ウルグアイに二度追いつかれた試合展開に対する反省を口にした。
「ウルグアイも勝たなければいけない試合だと思っていたはずですし、前線の圧力も相当強かった。ただ、そこで自分たちが耐えるだけなのか、もう一度攻撃に出ていくための守備をするのかといった部分のすみ分けができなかったのは今日の反省材料ですし、自分を含めて奪ったボールをイージーに失うシーンが多くなってしまった部分も、次に向けて修正していきたいです」
日本は、0-4で大敗した初戦のチリ戦から中2日でウルグアイ戦を迎えたが、全体の動きには多くの改善点が見られた。三好は、「特別何かを練習したわけではないですけど、考え方の共有は行いました。スタートは圧力をかけるけど、前から行きすぎないようにする、とか。今日の試合では、その考え方の共有が上手くできていたのかなと思います」と、ウルグアイ戦の前にチームで突き詰めてきたことを明かした。
貴重な勝ち点1を手にした日本は、25日(日本時間)のグループステージ第3節でエクアドル代表と対戦する。
「今日の試合での勝ち点1獲得は、“最低限”の結果だと思います。勝ち点3を獲れる試合でしたし、試合運びの部分は反省しないと。チリ戦から攻撃ではチャンスが作れていて、今日は得点にもつながったので、エクアドル戦に向けて映像も確認しながら準備していきたいです」
三好の目はすでに、次のエクアドル戦に向けられていた。
By サッカーキング編集部
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