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超強豪国との真剣勝負へ! コパ・アメリカに臨む日本代表23名を徹底紹介!

2019.06.12

[写真]=Getty Images

文=藤江直人
写真=ゲッティイメージズ

GK1 川島永嗣


生年月日:1983年3月20日 (36歳)
身長・体重:185cm・82kg
出身地:埼玉県
所属クラブ:ストラスブール/フランス
国際Aマッチ:88試合出場

昨夏のロシア・ワールドカップ以来となる日本代表復帰を果たしたすも、先のキリンチャレンジカップでは2試合ともベンチ外となった。昨年8月に加入したストラスブールではリーグ最終節でようやく初出場。ゆえに「正直、シーズンが終わったとは思っていない」と苦笑する36歳のチーム最年長へ、森保一監督はプレーだけでなく濃密な経験を若手へ伝授してほしいと期待する。指揮官の思いを理解した上で、3度のワールドカップに出場したベテランは「今までやってきたことを、自分自身がゴール前で見せることが一番だと思う」と静かに燃えている。

GK12 小島亨介


生年月日:1997年1月30日 (22歳)
身長・体重:183cm・79kg
出身地:愛知県
所属クラブ:大分トリニータ
国際Aマッチ:A代表初招集

小学校6年生でキーパーの道を歩み始めて以来、2人のレジェンドの背中を追いかけてきた。元イタリア代表の守護神ジャンルイジ・ブッフォンを目標に掲げ、名古屋グランパスに2種登録された2013シーズンに一挙手一投足を間近で見た、元日本代表GK楢崎正剛に憧憬の思いを抱いた。早稲田大学から大分トリニータへ加入した今シーズン、183cmの身長と左利きという共通点がある大先輩、元日本代表GK西川周作(浦和レッズ)がルーキーイヤーの2005シーズンに背負った縁起のいい出世番号の「21番」を託され、決意も新たに東京五輪の守護神争いに挑む。

GK23 大迫敬介


生年月日:1999年7月28日 (19歳)
身長・体重:186cm・86kg
出身地:鹿児島県
所属クラブ:サンフレッチェ広島
国際Aマッチ:A代表初招集

公式戦出場がゼロに終わったルーキーイヤーの2018シーズンから一転して、サンフレッチェ広島の守護神を拝命した今シーズンは、序盤戦でリーグ戦とAFC・チャンピオンズリーグで6試合連続無失点を達成。主役を担うと期待されたU-20ワールドカップではなく、キリンチャレンジカップとコパ・アメリカに挑むフル代表に抜擢された。16歳年上の大先輩、川島永嗣と同じ時間を共有した日々では「練習中は話をするというより、プレーで僕に対して見せてくれていると思う」と一挙手一投足を注視。東京五輪の守護神奪取へ、魂がこめられたバトンを受け取ろうとしている。

DF2 杉岡大暉


生年月日:1998年9月8日(20歳)
身長・体重:182cm・75kg
出身地:東京都
所属クラブ:湘南ベルマーレ
国際Aマッチ:A代表初招集

決勝戦で横浜F・マリノスを1-0で破り、湘南ベルマーレとしての初タイトルを獲得した昨シーズンのYBCルヴァンカップ。両チームともに無得点の均衡を破る豪快なミドルシュートを突き刺し、MVPを獲得したヒーローは左利きというストロングポイントを活かし、ルーキーイヤーの2017シーズンから3バックの左ウイングバックや左ストッパー、そして4バックの左サイドバックとしてフル稼働してきた。最大の武器は湘南の曹貴裁監督をして「同じミスを繰り返さないし、ミスをしても後に引きずらない」と言わしめたことがある強靱なメンタルだ。

DF4 板倉滉


生年月日:1997年1月27日 (22歳)
身長・体重:186cm・75kg
出身地:神奈川県
所属クラブ:フローニンゲン/オランダ
国際Aマッチ:A代表初招集

名将ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・Cへの完全移籍が発表され、日本中を驚かせたのは今年1月。フル代表歴がなかったために労働許可証を取得できず、武者修行のために期限付き移籍したフローニンゲンで、堂安律とチームメイトになった。2018-19シーズンの後半戦は出場機会ゼロに終わったが、身長186cm・体重75kgとサイズに恵まれ、センターバックだけでなくボランチもできるユーティリティープレーヤーは、イングランド史上初となる国内三冠を達成したマンチェスター・Cへ戻るための第一歩をコパ・アメリカへ求めている。

DF5 植田直通


生年月日:1994年10月24日(24歳)
身長・体重:186cm・79kg
出身地:熊本県
所属クラブ:サークル・ブルージュ/ベルギー
国際Aマッチ:4試合出場

代表入りを果たしながら、出場機会なしに終わった昨夏のワールドカップ。ロシアから帰国してすぐに、鹿島アントラーズからサークル・ブルージュへの完全移籍を決めた。ベルギー代表に悪夢の逆転負けを喫した決勝トーナメント1回戦、相手が長身選手を途中投入し、流れが変わりかけた状況でも出番が訪れなかった。力が足りなかったと受け止め、ベルギーの地へさらなる強さを求めた。水中に獲物を引きずり込んで仕留める獰猛なワニに自身を例えるファイターは、得意とする空中戦や1対1で南米の猛者たちを吹き飛ばす光景を思い描いている。

DF14 原輝綺


生年月日:1998年7月30日(20歳)
身長・体重:180cm・72kg
出身地:埼玉県
所属クラブ:サガン鳥栖
国際Aマッチ:A代表初招集

市立船橋高から2017シーズンに加入し、プロの第一歩を踏み出したアルビレックス新潟で、左右のサイドバックやボランチとして18試合に出場。終盤戦こそケガで離脱したが、J2に降格した昨シーズンも25試合でピッチに立つなど、濃密な経験を積んできた守備のオールラウンダーは、今シーズンから2年越しのオファーを送ってきたサガン鳥栖へ移籍。右サイドバックを主戦場として再びJ1の舞台でプレーするとともに、将来の夢として掲げる海外挑戦へ備えて英会話の勉強も開始。東京五輪の代表入り争いも含めて、多忙かつ充実した日々を送っている。

DF15 菅大輝


生年月日:1998年9月10日(20歳)
身長・体重:171cm・69kg
出身地:北海道
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
国際Aマッチ:A代表初招集

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した昨シーズンの北海道コンサドーレ札幌で、左利きというストロングポイントを活かして、左ウイングバックのレギュラーとして大活躍。下部組織から昇格して3年目の今シーズンはFW登録ながら「4番」を背負い、ポジションを不動のものにしている。身長171cm・体重69kgの小柄なボディに衰えを知らない運動量と球際における強さを搭載し、左足には強烈なパンチ力も宿している20歳。ブラジル代表及びレアル・マドリードで活躍している左サイドバック、マルセロを目標に掲げながらその母国ブラジルに乗り込む。

DF16 冨安健洋


生年月日:1998年11月5日(20歳)
身長・体重:188cm・84kg
出身地:福岡県
所属クラブ:シント・トロイデン/ベルギー
国際Aマッチ:12試合出場

無念の準優勝に終わった1月のアジアカップや先のキリンチャレンジカップを含めて、森保一監督に率いられるフル代表ですでに12試合に出場。コパ・アメリカに招集された8人のDF陣の中でも最年少ながら、主力の雰囲気を漂わせている。ベルギーへ旅立って約1年半。フル代表初招集や国際Aマッチ初出場など、節目のたびにアビスパ福岡時代の監督だった恩師で、現役時代は日本代表の最終ラインに君臨した井原正巳氏(現柏レイソルヘッドコーチ)から届くLINEのメッセージ「これで満足することのないように!」をさらなる成長への糧にしている。

DF19 岩田智輝


生年月日:1997年4月7日 (22歳)
身長・体重:176cm・70kg
出身地:大分県
所属クラブ:大分トリニータ
国際Aマッチ:A代表初招集

プロ4年目にして初めて経験するJ1戦線で、3バックの右ストッパーとして開幕から全14試合に先発出場。心身ともにたくましく成長した跡が、U-20代表として出場した2017年末のM-150カップ以来遠ざかっていた日本代表を、コパ・アメリカに臨むフル代表という形で手繰り寄せた。大分の下部組織でゴールキーパー以外のほとんどのポジションを経験してきた軌跡が対人守備の強さだけでなく、積極果敢に攻め上がってから中盤や前線の選手たちとコンビネーションを駆使し、チャンスメークや得点にも絡んでいく、独自のストッパー像を作り出した。

DF22 立田悠悟


生年月日:1998年6月21日(20歳)
身長・体重:191cm・81kg
出身地:静岡県
所属クラブ:清水エスパルス
国際Aマッチ:A代表初招集

プロ3年目の開幕を目前に控えてなびかせていた茶髪を黒色に戻し、その上で坊主刈りにして周囲を驚かせた。20歳にして副キャプテンを任され、ポジションも昨シーズンの右サイドバックから本職のセンターバックになった。より増してきた責任感と来夏に迫った東京五輪へ高まる闘志を、ヘアスタイルの変化に反映させた。もっとも、チームは開幕から失点がかさみ、自身を抜擢してくれたヤン・ヨンソン前監督が5月12日に解任。篠田善之新監督の下で直近の2試合で先発落ちした、悔しさと不甲斐なさを成長への糧に変えてコパ・アメリカに挑む。

MF3 中山雄太


生年月日:1997年2月16日(22歳)
身長・体重:181cm・76kg
出身地:茨城県
所属クラブ:ズヴォレ/オランダ
国際Aマッチ:0試合出場

フル代表に初招集された先のキリンチャレンジカップは、トリニダード・トバゴ代表戦でベンチ外、エルサルバドル代表戦ではリザーブとしてチームの戦いを見届けた。柏レイソル時代からセンターバックと左サイドバック、ボランチでプレーしてきた左利きのユーティリティープレーヤーは、特にボランチに対して「自分が一番生きるポジションだと思っている」と絶対的な信念を抱く。登録がキリンチャレンジカップのDFからMFに変わったコパ・アメリカで、中盤の底で左足から長短のパスを操り、守備でも相手を制圧する自分の姿を思い描いている。

MF6 渡辺皓太


生年月日:1998年10月18日(20歳)
身長・体重:166cm・61kg
出身地:神奈川県
所属クラブ:東京ヴェルディ
国際Aマッチ:A代表初招集

J2クラブからただ一人招集されたプロ3年目の20歳は、2008年のFW大黒将志以来、Jリーグの黎明期を席巻した名門・東京ヴェルディから実に11年ぶりに輩出されたフル代表選手となった。トップチームに2種登録された2016シーズンに、リオデジャネイロ五輪を戦ったU-23日本代表のトレーニングパートナーを務めてから3年、身長165cm・体重61kgの小さな体に豊富な運動量とハードワーク、そしてヴェルディ伝統の高度なテクニックを搭載した万能型MFは、コパ・アメリカが開催されるブラジルを経由して来夏の東京五輪の舞台に立つ青写真を思い描いている。

MF7 柴崎岳


生年月日:1992年5月28日(27歳)
身長・体重:175cm・65kg
出身地:青森県
所属クラブ:ヘタフェ/スペイン
国際Aマッチ:36試合出場

国際サッカー連盟の規定で、日本サッカー協会は1月のアジアカップに登録された選手に対して、今年開催される他の大陸選手権への拘束力を持たない。そうした状況で冨安とともに招集された点で、森保一監督から寄せられる信頼の厚さが分かるだろう。先のトリニダード・トバゴ戦でゲームキャプテンを務めた27歳は、南米各国が威信とプライドをかけて戦うコパ・アメリカへ「若い選手が多いので、しっかりと指揮を執って彼らと一緒に戦いたい。自分にとっても挑戦の場であり、いまの実力の証明にもなる」と早くもキャプテンシーを発揮している。

MF8 伊藤達哉


生年月日:1997年6月26日(21歳)
身長・体重:166cm・59kg
出身地:東京都
所属クラブ:ハンブルガーSV/ドイツ
国際Aマッチ:0試合出場

柏レイソルU-18からハンブルガーSVへ移籍して4年。身長163cm・体重59kgの小さな体を逆に生かし、スピードとアジリティーで大男たちを翻弄してきたドリブルに絶対的な自信と矜恃を抱く。曰く「僕のドリブルは1対1で抜き切り、そこからクロスなどでチャンスメークをする。中島(翔哉)さんたちはゴールに直結するタイプのドリブラーだと思うので、違ったよさを出していきたい」と。コパ・アメリカ代表組の中ではただ一人、トゥーロン国際大会を戦うU-22日本代表にも名前を連ねた21歳は、移動を含めたハードな日程を成長への糧へと変える。

MF10 中島翔哉


生年月日:1994年8月23日(24歳)
身長・体重:167cm・62kg
出身地:東京都
所属クラブ:アル・ドゥハイル/カタール
国際Aマッチ:10試合出場

森保ジャパンの船出とともに日本代表へ復帰し、エースとしてまばゆい存在感を発揮し始めた昨年9月から、何度も「楽しむ」というキーワードを口にしてきた。その定義は「ボールを数多く触りながら、特に難しく考えることなく、自分の中から湧き出てくるイメージを自然とプレーで出せるとき」と屈託なく笑う。右ふくらはぎの故障で、覇権奪回へのキーマンを託されたアジアカップ代表を開幕直前で辞退。その後にポルティモネンセからアル・ドゥハイルへ新天地を求めた小柄なドリブラーは、コパ・アメリカでも「楽しむ」瞬間を追い求める。

MF11 三好康児


生年月日:1997年3月26日(22歳)
身長・体重:167cm・61kg
出身地:神奈川県
所属クラブ:横浜F・マリノス
国際Aマッチ:A代表初招集

生まれ育った神奈川県川崎市をホームタウンとする、今も愛してやまない王者・川崎フロンターレを出場機会を得るために飛び出して2シーズン目。期限付き移籍先を北海道コンサドーレ札幌から横浜F・マリノスへ変えても、ピッチで実践しているプレーは変わらない。川崎のレジェンド・中村憲剛から何度も言われてきた、上手いだけではなく相手に脅威を与える選手になるための三カ条「相手の間でボールを受ける」「すぐ前を向く、最後の仕掛けの部分で怖さを出す」を、コパ・アメリカを戦うブラジルの地でも貪欲に追い求めていく。

MF17 松本泰志


生年月日:1998年8月22日(20歳)
身長・体重:180cm・69kg
出身地:埼玉県
所属クラブ:サンフレッチェ広島
国際Aマッチ:A代表初招集

埼玉・昌平高からサンフレッチェ広島へ加入して3年目。2列目でゴールやアシストに絡む主役を担ってきた高校時代から一転して、プロ入り後はボランチとして黒子に徹し、豊富な運動量と高校時代に磨いた攻撃的センスを武器に開幕からレギュラーを奪取した。広島ひと筋で19年間にわたってプレーし、昨シーズン限りで引退したレジェンド・森崎和幸を憧れの存在として追いかけてきた20歳は、今シーズンの広島で空き番となっている、偉大なボランチの象徴でもあった“8番”を「いつかは受け継ぎたい」と目標を掲げながら、精進を重ねている。

MF20 安部裕葵


生年月日:1999年1月28日(20歳)
身長・体重:171cm・65kg
出身地:東京都
所属クラブ:鹿島アントラーズ
国際Aマッチ:A代表初招集

瀬戸内高から加入して3年目の今シーズンから、空き番だった常勝軍団の“10番”を20歳にして託された。中学生年代に所属した東京都清瀬市を拠点とするクラブが、本田圭佑のマネジメント事務所の傘下に入った縁で、幾度となく触れた本田の生き様に「抱いた夢を外に向けて公言して逃げ道をなくす。強い人間じゃなければできない」と大きな感銘を受け、強い意思をもってその後のサッカー人生を歩んできた。GK大迫敬介、MF久保建英とともに、主軸を期待されたU-20ワールドカップを回避して臨むコパ・アメリカへかける思いは強い。

MF21 久保建英


生年月日:2001年6月4日(18歳)
身長・体重:174cm・69kg
出身地:神奈川県
所属クラブ:FC東京
国際Aマッチ:1試合出場

歴代2位の若さとなる18歳5日でフル代表デビューを果たした先のエルサルバドル戦で、期待に違わぬパフォーマンスを連発した衝撃はまだ記憶に新しい。後半途中からの数十分間でファンやサポーターを魅了した逸材は「サッカー選手として大きな存在でありたい。久保選手を見てサッカーを始めましたと言ってもらえるような、より大きな影響を周囲に与えられるような選手に、ひと言で表現すれば『すごい選手』になることが僕の目標」と明かしたことがある。流れる雲をつかむような壮大な挑戦を、強豪国に挑むコパ・アメリカで加速させる。

FW9 前田大然


生年月日:1997年10月20日(21歳)
身長・体重:173cm・67kg
出身地:大阪府
所属クラブ:松本山雅FC
国際Aマッチ:A代表初招集

この男のトラッキングデータには異次元の数字が並んでいる。1試合当たりのスプリント回数で最多が「53」を、最少が他の選手では多い方の「22」を、そして平均が「34.9」をそれぞれ数える。J1で群を抜くスプリント力と加速力は、ショートカウンター時に松本山雅FCの武器になるだけではなく、前線からのチェックでも相手チームの脅威になり続ける。チャラチャラした感じが嫌だからと、現役でプレーする間は自らバリカンで頭を丸刈りにする韋駄天は「一緒に走り出せば勝てる自信はある」と、コパ・アメリカの舞台でもエンジンを全開にし続ける。

FW13 上田綺世


生年月日:1998年8月28日(20歳)
身長・体重:182cm・76kg
出身地:茨城県
所属クラブ:法政大学
国際Aマッチ:A代表初招集

大学生がフル代表に名前を連ねるのは、永井謙佑(福岡大)と山村和也(流通経済大)が招集された2010年1月のアジアカップ予選以来となる。中学生時代は鹿島アントラーズノルテに所属しながら体の成長が遅く、ユースへ昇格できなかった。悔しさを糧に速さを磨き、高さにも対応できる力を積み重ねたところへ成長が追いつき、2021シーズンからの鹿島加入を勝ち取り、コパ・アメリカの舞台に立つチャンスも得た遅咲きのストライカーは、ピッチ外で岡崎をはじめとする百戦錬磨の先輩たちを質問攻めにして、成長へのさらなる糧にすると誓っている。

FW18 岡崎慎司


生年月日:1986年4月16日(33歳)
身長・体重:174cm・76kg
出身地:兵庫県
所属クラブ:レスター/イングランド
国際Aマッチ:116試合出場

川島とともにロシア大会以来の復帰を果たしたキリンチャレンジカップは、2戦ともベンチ外となった。森保一監督はプレーだけでなく、日々の練習で濃密な経験を伝えてほしいと望むが、歴代3位の代表通算50ゴールをマークしている生粋の点取り屋は「僕自身が挑戦し続ける姿、現時点よりもうちょっと成長した自分を求める姿が、若手にとっての経験になる」と愚直で泥臭い背中を見せたいと意気込む。背番号が象徴としてきた“9”から“18”に変わったことも、「簡単に自分のもとへ戻ってきてはいけない番号なので」と発奮材料に変えている。

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