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無敗突破のU20日本、ケガ人続出も救いの中5日…影山監督「いろんな意味で大きい」

2019.05.30

田川亨介は右足を負傷して担架で運び出された [写真]=FIFA via Getty Images

 U-20日本代表は29日、FIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019・グループステージ第3節でイタリアと0-0の引き分けで終わり、勝ち点5に伸ばして2位通過を決めた。“死の組”と見られたグループを無敗で突破する快進撃を見せたが、この試合で2人が負傷交代を余儀なくされた。

 首位突破が懸かった一戦で立ち上がりにアクシデントが襲った。19分、ロングボールに反応した田川亨介が持ち前のスピードに乗って抜け出したが、「スプリントしたとき」にはすでに痛みを感じたようで、シュート直後に右足のハムストリングをおさえて自ら交代を要求した。試合後は自らの足で歩いていたが、ケガについては「まだわからないけど、良くなればいいなって感じです」と言うにとどめた。

 さらに76分には斉藤光毅が相手との競り合い後に倒れて左肩を負傷。一度はピッチに戻ったものの、左腕を動かさないようにしており、直後に交代選手の準備ができてベンチに退いた。

 影山雅永監督は試合後の会見で2人の状態について「メディカルチームもピッチの方に集中していたので、まだ正直よくわかりません。これから検査をして、間に合うか間に合わないかを含めてジャッジしてくれると思います。そんなに酷そうにしてなかったので、スタッフのプロフェッショナルの能力を駆使して回復させたいなと思います」と説明した。

 チームは23日の初戦から7日間で3試合を行った。連戦で疲労も溜まりやすく、イタリア戦前日には郷家友太藤本寛也宮代大聖の3人がチーム練習に参加せずに別調整。イタリア戦も出場はなかったが、影山監督は3人について「プレー可能というメディカルのジャッジにおいて、彼らを次のために準備させている」とポジティブに話した。

 狙っていた首位突破は惜しくも逃したが、2位通過により決勝トーナメント1回戦は6月4日に行われることが決まった。連戦からの一休みやケガ人の回復に当てることができる救いの中5日となったが、東俊希は「休むところは休んで、追い込むところは追い込める期間だと思うので、次の試合に向けて集中したい」と気を引き締める。この中5日をどう活用していくかが、決勝トーナメント1回戦の鍵となる。指揮官は「この5日間はいろんな意味で大きいなものになると思う」と見据えた。

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By 湊昂大

Kota Minato イギリス大学留学後、『サッカーキング』での勤務を経てドイツに移住して取材活動を行う。2021年に帰国し、地元の広島でスポーツの取材を中心に活動中。

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