2019.05.23

「数字」で楽しむU-20W杯…開幕前に知っておきたいトリビアまとめ

FIFA U-20ワールドカップポーランド2019
23日からFIFA U-20ワールドカップポーランド2019が開幕する [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 いよいよ23日に開幕するFIFA U-20ワールドカップポーランド2019。参加24カ国、計504名の選手たちが世界の頂点を目指して戦う。ここでは、FIFA(国際サッカー連盟)が公表しているデータ、さらにはブックメーカー、海外メディアなどの情報をひもといて、U-20W杯をもっと楽しむための様々な「数字」を紹介してみたい。

「0」

各国が登録したメンバー21名のうち、海外組が“ゼロ”の国は日本とサウジアラビアだけ。日本は“純国産チーム”で世界に挑む。グループステージで日本と対戦する3カ国は、メキシコがFWディエゴ・ライネス(ベティス)の1名、イタリアがMFロベルト・アルベリコ(ホッフェンハイム)の1名、エクアドルがGKウェリントン・ラミレス(レアル・ソシエダ)、DFジャクソン・ポロソ(サントス)、DFディエゴ・パラシオス(ヴィレムⅡ)、FWスティヴェン・プラサ(バジャドリード)、FWゴンサロ・プラタ(スポルティング)の5名を海外組としてメンバーに登録している。

「0」

本家のW杯同様、U-20W杯でも“外国人監督”に率いられたチームが優勝したことは一度もない。1999年のナイジェリア大会では、フランス出身のフィリップ・トルシエ監督に率いられた日本が決勝に進出。優勝まであと一歩に迫ったものの、スペインに敗れてジンクスを打ち破れなかった。今大会は、エクアドル(アルゼンチン人監督)、ニュージーランド(イングランド人監督)、カタール(ポルトガル人監督)の3カ国が外国人監督に率いられている。

「2」

U-20W杯で開催国が優勝したのは、過去21大会のうち2度だけ。1991年のポルトガルと2001年のアルゼンチンだ。過去21大会のうち6大会で開催国が優勝している本家のW杯と比較すれば、U-20W杯における“ホームアドバンテージ”はそれほどでもない。実際、2001年に地元アルゼンチンが優勝して以降、最近8大会は開催国が一度もベスト4に進めていない。

「5」

イギリスのブックメーカー『Sky Bet』が発表する優勝オッズ(5月22日現在)でトップに立っているのは、フランスで5倍。昨夏のロシアW杯に続く2世代での世界制覇が有力視されている。フランスに追随するのが、U-19欧州選手権の王者ポルトガル(7倍)、南米の雄コロンビア(9倍)、そしてU-20W杯最多6度の優勝を誇るアルゼンチン(10倍)。彼らがブックメーカーの予想する“4強”だ。我らが日本の優勝オッズは、29倍で全体の15番目。韓国(41倍)、カタール(101倍)、サウジアラビア(151倍)を上回ってアジアでは最も上位に推されている。

「11」

U-20W杯における1大会の最多得点記録保持者は、元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラ。地元開催となった2001年大会で11ゴールを挙げた。一方、1試合の最多得点記録保持者は、ブラジル出身のアダイウトン。1997年大会の韓国戦で6ゴールを叩き出した。

「16」

今大会の出場国のうち、最多出場を誇るのはアルゼンチン、メキシコ、アメリカの3カ国で、通算16度目の出場になる。連続出場回数が最も多いのはウルグアイ。2007年大会から7大会連続の出場となる。なお、歴代最多18度の出場を誇るブラジルは南米予選で敗退。前回大会に続いて、2大会連続で出場権を取り損ねた。

「20」

U-20ワールドカップでは、過去21大会のうち20大会で南米勢か欧州勢が優勝している。唯一の例外は2009年のエジプト大会で、この時はガーナがアフリカ勢として初優勝を果たした。アジア勢の過去最高成績は、1981年のオーストラリア大会でカタール、そして1999年のナイジェリア大会で日本が成し遂げた準優勝になる。

「100」

開催国ポーランドにとって、今年は特別な1年である。2019年は、同国のサッカー協会創立100周年にあたるからだ。今回、初めてU-20W杯を招致したのも、記念すべき年を盛大にお祝いするためだった。なお、ポーランドはユーロ2012をウクライナと共催、2017年にはU-21欧州選手権の開催国となったが、いずれの大会も未勝利のままグループステージで敗退した。そうした過去があるからか、ズビグニェフ・ボニエク協会会長は「グループステージ突破が第一目標」と謙虚にコメント。とはいえ、大会の盛り上がりには彼らの上位進出が欠かせないだろう。

「196」

FIFAの公式情報によると、今大会の登録メンバー(5月22日時点)のうち身長が最も高いのは、フランスのDFダン・アクセル・ザガドゥとナイジェリアのGKオラワレ・オレメイドで196センチ。一方、最も小柄な選手はサウジアラビアのMFサレム・アルサレームで160センチ。日本はGK茂木秀の195センチが最も高く、DF鈴木冬一の165センチが最も低い。

「631」

“若手の登竜門”と言われるU-20W杯。過去に出場した選手のうち631名がその後に行われた本家のW杯に出場している。もちろん、今大会に出場したからといって将来のW杯出場が保証されているわけではないが、キャリアにおける大きな一歩と言えるだろう。なお、U-20とA代表のW杯をダブルで制覇した選手は過去に14名だけ。そのうち4名が、昨年のロシアW杯で優勝を果たしたフランス代表メンバーである。

*ポール・ポグバ、フロリアン・トヴァン、サミュエル・ユムティティ、アルフォンス・アレオラの4選手が、2013年にトルコで行われたU-20W杯と昨年のロシアW杯で優勝を経験した。

(記事/Footmedia)

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