影山雅永監督(右)と主将の齊藤未月(左)が公式会見に出席 [写真]=Getty Images
U-20日本代表は22日、翌23日に開幕するFIFA U-20ワールドカップ ポーランド2019の公式会見を実施。影山雅永監督と主将の齊藤未月が出席した。
いよいよ世界大会が幕を開ける。影山監督は「選手たちが非常にいい緊張感をもって準備しているので、非常に頼もしく思っている」と期待感を口にし、齊藤は「個人的に世界大会に出場するのは初めてだし、本当に楽しみな部分が大きい。いい成績を残したい気持ちはあるけど、サッカーの醍醐味は楽しんだチームが勝つと思うので、本当に楽しんで日本らしい戦いを見せたい」と意気込んだ。
23日に迎える初戦の相手は、南米王者のエクアドル。影山監督は「非常に強いです」と気を引き締める。「個人としての高い能力を持っていて、それをチームとして発揮するという部分が強いからこそ南米チャンピオンになっていると思う。そういった部分をどう止めるのか、未だにまだ考え続けている。明日(試合日)までに答えを出したいと思います」
エクアドルに加えて、26日には北中米カリブ海2位のメキシコと、29日には欧州2位のイタリアと対戦する。強豪揃いの厳しい組だが、影山監督は「タフなグループなのはわかっているが、こんな楽しみな大会はないから、選手の力を十分に発揮させてあげられるように準備を続けていきたい」とコメント。
齊藤は「厳しいグループに入っているのはわかっているけど、そこで日本が1位で通過すれば、世の中もびっくりすると思う。まずはグループステージを突破することが大事」と気合いを入れ、「チームでいい準備ができているし、明日の初戦に向けて楽しみ。すごい楽しいゲームが見られると思うので、ぜひ期待してほしいです」と力強く語った。
By 湊昂大