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冨安健洋がベルギーで掴んだ成長と課題…「成長できたと思うけど…」

2019.05.20

帰国した冨安健洋がメディアの取材に応じた

 シント・トロイデン日本代表DF冨安健洋が20日に帰国し、メディアの取材に応じた。

 冨安は2018年1月にアビスパ福岡からシント・トロイデンへ完全移籍。今シーズンは開幕から不動のセンターバックとして出場を続け、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)で27試合に出場し、1得点を記録した。海外でフルシーズンを戦うのはキャリア初。日本代表としてアジアカップにも出場するなど飛躍を遂げたシーズンについて、「大きな転機になった1年でした。楽しく1年過ごせた」と振り返った。

「代表に入れたのも、シント・トロイデンで監督が使ってくれたからなので、監督に感謝したいと思います」

 成長を遂げるに連れ課題も見えた。日本代表の森保一監督からも求められている“ビルドアップ”だ。シント・トロイデンにおいても同様の役割を担う冨安は、成長とともに物足りなさも感じたという。

「監督からビルドアップの部分はずっと求め続けられた。そこは1年間通じて成長できたと思いますけど、まだまだ足りないですし、守備の部分も上げていかないと……。全部ですね(笑)」

 また、日本代表については、「常に国のためにプレーするということは変わらないですし、自分のアピールとチームの結果を求められれば良いと思います」と語った。

 日本代表は6月5日に豊田スタジアムにてトリニダード・トバゴ代表と、9日にひとめぼれスタジアム宮城にてエルサルバドル代表と対戦する。メンバー発表会見は5月23日の13時30分よりJFAハウスで行われる。

 さらに、6月14日から開催されるコパ・アメリカ2019に臨むメンバー発表記者会見は、5月24日の14時より同じくJFAハウスで行われる。招待国として20年ぶりにコパ・アメリカに参戦する日本代表は、グループステージでは18日にチリ代表、21日にウルグアイ代表、25日にエクアドル代表と対戦する。

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