6月5日と9日の日本代表戦には参加予定と報道された大迫勇也 [写真]=Getty Images
ブレーメンに所属する大迫勇也。彼の日本代表としての今後の活動について、ドイツ国内のメディアが注目しているようだ。地元メディア『DEICHSTUBE』の報道を引用し、ドイツ誌『kicker』日本語版が15日に伝えている。
『DEICHSTUBE』によると、大迫は6月から7月に掛けて行われるコパ・アメリカには出場しないものの、日本国内で開催される6月5日のトリニダード・トバゴ戦(愛知)、9日のエルサルバドル戦(宮城)には参加予定であるという。
ブレーメンのフローリアン・コーフェルト監督は、「勇也にとっては夏季休暇が4週間になるか、3週間半になるかは大きな問題ではないだろう。彼は代表選手だからね。日本の年間最優秀選手に選出されていることを忘れてはならないよ。ただはっきりしていることは、勇也はコパ・アメリカではプレーしないということだ」とコメント。
ロシアワールドカップ、さらにアジアカップにも参加していた大迫は、背中に負傷を抱えてブレーメンへと復帰。その影響で長期離脱を余儀なくされたということもあり、ブレーメン側はすでに今夏のコパ・アメリカには参加を見合わせることを表明している。
記事では、招待国として参加するコパ・アメリカとは異なり、6月初旬の日本代表戦には派遣の義務が生じること、また大迫が日本のメディアに対して「6月の代表戦までシーズンは続きます」と参加を示唆する発言を行ったこと、そしてコパ・アメリカの日本代表は2020年の東京五輪を意識したメンバーであることも紹介されている。
By kicker日本語版