インターナショナルマッチウィークが終了した。日本代表がアジアカップ以来となる試合に挑んだ他、2週にわたり世界各国で国際親善試合やユーロ2020予選が行われた。そこで今回は、6月に開幕するコパ・アメリカへ向けて、日本がグループステージで対戦するチリ、ウルグアイ、エクアドルの結果をおさらいする。
写真=ゲッティイメージズ
チリ代表(FIFAランキング13位)
前回大会王者のチリ代表は、メキシコ、アメリカとの2連戦に挑んだ。ところが、メキシコには1-3と完敗し、続くアメリカ戦は1-1のドローに終わった。チリは2015年、2016年とコパ・アメリカ連覇を達成したが、南米予選で敗退しロシアW杯出場は叶わず。以降も強豪相手になると勝ち星を挙げられず苦しい状況が続いている。
■メキシコ代表 3-1 チリ代表
【得点者】
1-0 52分 ラウル・ヒメネス(PK/メキシコ)
2-0 64分 エクトル・モレノ(メキシコ)
3-0 65分 イルビンク・ロサノ(メキシコ)
3-1 69分 ニコラス・カスティージョ(チリ)
■アメリカ代表 1-1 チリ代表
【得点者】
1-0 4分 クリスティアン・プリシッチ(アメリカ)
1-1 9分 オスカル・オパソ(チリ)
ウルグアイ代表(FIFAランキング7位)
ウルグアイ代表は「チャイナカップ」に出場した。同大会にはウルグアイに加え、ホスト国の中国、ウズベキスタン、タイの4カ国が出場し、トーナメント形式で行われる。ウルグアイは初戦でウズベキスタンを3-0で破ると、決勝戦ではチャナティップ(コンサドーレ札幌)、ティーラトン(横浜FM)らを擁するタイを4-0で一蹴。格の違いを見せつけ、優勝を手にした。
■ウズベキスタン代表 0-3 ウルグアイ代表
【得点者】
0-1 5分 ガストン・ペレイロ(ウルグアイ)
0-2 23分 クリスティアン・ストゥアニ(ウルグアイ)
0-3 82分 クリスティアン・ストゥアニ(ウルグアイ)
■タイ代表 0-4 ウルグアイ代表
【得点者】
0-1 6分 マティアス・ベシーノ(ウルグアイ)
0-2 38分 ガストン・ペレイロ(ウルグアイ)
0-3 58分 クリスティアン・ストゥアニ(ウルグアイ)
0-4 88分 マキシ・ゴメス(ウルグアイ)
エクアドル代表(FIFAランキング58位)
今年最初の代表戦となったエクアドルは、アメリカ戦に0-1で敗れると、ホンジュラス戦はスコアレスドロー。昨年は国際親善試合6試合で4勝1分1敗と勝ち越したが、コパ・アメリカへ幸先悪いスタートとなった。
■アメリカ代表 1-0 エクアドル代表
【得点者】
1-0 81分 ギャシ・ザーデス(アメリカ)
■ホンジュラス代表 0-0 エクアドル代表
【得点者】
なし
日本代表(FIFAランキング27位)
香川真司がロシアW杯以来の復帰。鈴木武蔵、鎌田大地らを初招集した日本は、コロンビア、ボリビアと対戦した。すでに大迫勇也のコパ・アメリカ不参加が決定的となっていることもあり、新たな得点パターンを模索。しかし、2試合で奪った得点はボリビア戦で中島翔哉が挙げた1点のみに終わった。
■日本代表 0-1 コロンビア代表
【得点者】
0-1 64分 ラダメル・ファルカオ(PK/コロンビア)
■日本代表 1-0 ボリビア代表
【得点者】
1-0 75分 中島翔哉(日本)
グループステージ組み合わせ
【グループA】
・ブラジル(FIFAランク3位)※開催国
・ボリビア(FIFAランク60位)
・ベネズエラ(FIFAランク32位)
・ペルー(FIFAランク21位)
【グループB】
・アルゼンチン(FIFAランク11位)
・コロンビア(FIFAランク12位)
・パラグアイ(FIFAランク33位)
・カタール(FIFAランク55位)
【グループC】
・ウルグアイ(FIFAランク7位)
・エクアドル(FIFAランク58位)
・日本(FIFAランク27位)
・チリ(FIFAランク13位)
※各グループ上位2チームと3位の中から成績上位2チームが準々決勝に進出
日本代表 対戦カード
第1戦:6月18日(火)8:00 vsチリ(サンパウロ/モルンビー)
第2戦:6月21日(金)8:00 vsウルグアイ(ポルト・アレグレ)
第3戦:6月25日(火)8:00 vsエクアドル(ベロオリゾンテ)
※日時は全て日本時間合わせ