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“ロシア組”で2列目トリオ形成も…宇佐美貴史「崩し切ることができなかった」

2019.03.26

[写真]=Getty Images

 日本代表は26日、キリンチャレンジカップ2019でボリビア代表と対戦した。前半をスコアレスで折り返すと75分、途中出場の中島翔哉が先制点をマーク。この1点が決勝点となり、日本が1-0で勝利を収めた。

 右サイドで先発出場した宇佐美貴史は試合を振り返り、「崩し切るところまでいきたかった。前半は相手が後ろに引いて粘ってきた中で、崩し切ることができなかった。後半は空いてくるし、もう少し間延びもしてくると思っていたが、そういう中で色々な交代があって、日本は攻撃を加速していけた。その中で生まれたいいゴールだったと思います」と語った。

 自身と同じく“ロシア組”の乾貴士、香川真司と2列目でコンビを組んだ。ボールを保持し、相手ゴールに迫る場面もあったが、得点が奪えないまま停滞ムードが漂った。それを振り払ったのが新世代の3人だった。

 後半に入り、乾、香川、宇佐美はそれぞれ、中島翔哉、南野拓実、堂安律と交代。すると、中島を中心に攻撃にスピードと勢いが生まれ、日本は勝利を手にした。ライバルとなる若い選手たちの活躍を目の当たりにした宇佐美は、「代表に対して常に意識は持っていますが、久しぶりに来ると改めて気持ちを強くしてもらえる場所でもある。もちろん周りの選手からいろいろな刺激をもらえたり、環境もそうですし。そういうものをまた自チームに持ち帰ってやっていきたいし、自分にいいフィードバックをして成長していければ」と今後の意気込みを語った。

 日本代表は6月にテストマッチ2試合(対戦相手は未定)を行い、同17日にはコパ・アメリカ初戦(チリ戦)を迎える。

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