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久々の代表戦で香川真司が得たものは?…ピッチ内外で感じた“刺激”と“アウェイの戦い”

2019.03.22

[写真]=Getty Images

 自身がベンチで戦況を見守った45分とピッチで戦った25分、香川真司は収穫と課題を感じていた。

 22日のコロンビア戦、ロシア・ワールドカップ以来の日本代表復帰も、香川はベンチスタートとなった。戦況を見守ると、森保ジャパンの“勢い”を感じたという。

「非常にアグレッシブに速い攻撃ができていたと思いますし、みんなが自信を持ってプレーしていた。前半45分を初めて見て、刺激を受けることが多かった。だからこそ、今後もっと良いサッカーができると思います」

 香川が話すように、中島翔哉、南野拓実、堂安律の2列目コンビが積極的に仕掛け、相手ゴールに迫った。

「前半はあと一歩のところまでできていたので、あとは決め切る。そこだけだと思う。だた、みんな1人ひとりの姿勢だったり、アグレッシブさは良いものがあると感じました。(日本代表が)新しい体制になってアジアカップを通してやってきているので、チームとしての形、ストロングの部分が前半見えていた」

 ところが、64分にPKを献上して1点を奪われてしまった。香川は65分からピッチに立ったが、得点は奪えず試合終了。アグレッシブな前半から一転、コロンビアの試合巧者ぶりに黒星を喫した。後半の戦いについて、香川は以下のように話した。

「後半はリズムがなかなか生まれないで失点してしまった。90分の中で良い時間と悪い時間があった。そこをどう耐え忍ぶかが非常に大事。ホームゲームだからこそ、みんながイケイケになってしまった。そこは僕も経験しているし、理解できることなので。コロンビアが相手で、彼らはそういうところで点を獲ってきた。(コロンビアは)前半あれだけ悪くても、後半1点獲って勝てば強いわけで。あれこそ“アウェイの戦い”というか、学ぶことが多かった。この経験を次に活かさないといけない」

 次戦は26日、ノエビアスタジアム神戸にてボリビア代表と対戦する。もちろん、香川自身も次を見据えている。

「代表は毎日一緒にプレーするわけじゃないので、短い期間でどれだけ結果を残せるか。次の試合を含めて、みんなと話しながらやっていきたい」

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