昨夏のロシアW杯後、吉田(左)は長谷部(右)から主将を受け継いた [写真]=FIFA via Getty Images
「全然これからでしょ」。前日本代表キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)が、新キャプテンのDF吉田麻也(サウサンプトン)にエールを贈った。
日本代表は、2月1日にAFCアジアカップUAE2019決勝でカタール代表と対戦し、1-3で敗れて2大会ぶりの優勝を逃した。長谷部は2日に行われたブンデスリーガ第20節のドルトムント戦(1-1の引き分け)後、アジア杯決勝について「試合自体はちょうど練習と重なってしまって見れなかった」と明かし、「僕は本当にいちサポーターとして、良いとき悪いときかかわらず、ずっと応援しています。本当によく決勝までいったなと思いますね」と話した。
また、新キャプテンとして初の国際大会に挑んだ吉田が決勝後に「チームを優勝に導くことができず、自分の未熟さをすごく感じている」とコメントしていたが、前キャプテンは「僕自身もキャプテンをやっていた中で自分自身の未熟さは常に痛感していた。彼の気持ちも痛いほどわかる」と共感。
そして、「でも新しいメンバーになって、ベテラン、中堅、若手とバランス良いチームづくりをしているなという感覚は本当にあるし、その中で新しいスタートなので本当にこれからだと思う。彼はキャプテンの素質を本当にすべて兼ね備えていると思うので、全然これからでしょという感じですね」と温かいエールを贈った。
By 湊昂大