ピッチに倒れ込む遠藤航 [写真]=Getty Images
「できるところまでやろう」。痛みを抱えながらプレーし、無念の途中交代を強いられた遠藤航は「もうチームを信じるだけ」と仲間にすべてを託した。
日本代表は28日にAFCアジアカップUAE2019準決勝でイラン代表と対戦し、3-0で勝利を収めた。先発出場した遠藤は中盤の要として奮闘していたが、1点を先制した直後の60分にプレー続行不可能となり、ストレッチャーで運び出された。
痛めたのは左太もも裏。実は試合前から「ちょっと痛みはあった」ようだが、自身の判断でピッチに立ち続けていた。
「調子は良かったので、やりながらというか。プレーできるところまでやろうという感じ。張りを見ながらというのは抱えていて。連戦があれば、その辺は治療をしながらやっていくということで、自分の中ではやれるという判断でやっていたので」
詳しい検査はこれから行うが、「肉離れというのは急にくるものなのでしょうがない」と話しており、決勝戦への出場は難しくなった。安定したパフォーマンスでこれまでの勝利に大きく貢献してきた遠藤の欠場は、日本代表にとって大きな痛手となる。
ただ、遠藤は「もう信じるだけなので」と仲間に運命を託すと同時に、「しっかり最後まで。僕もできることをしっかりやって、チームのために戦って、優勝したいです」と日本代表の一員としてファイナルに臨む姿勢を示した。
By サッカーキング編集部
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