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準々決勝からVARが導入…吉田麻也「プレーをやり切ることが大事」

2019.01.24

日本代表のキャプテンを務める吉田麻也 [写真]=Getty Images

 AFCアジアカップUAE2019・準々決勝のベトナム代表戦の前日練習を終えて取材に応じた日本代表DF吉田麻也が意気込みを語った。

 21日に行われた決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア代表戦は、CKから冨安健洋が決めた1点を守り切って勝利した。吉田は明日のベトナム戦でも「前回同様セットプレーでチャンスになると思う。冨安君が決めたんで、僕も決められたらいい」と得点に意欲を見せつつ、「大事なのは守備。先制点を奪われずに、僕らがリードする展開を作れれば一番いい」と述べた。

 また、サウジアラビア戦では簡単にファウルを取られる場面も多く見られたことには、「ここではいつものインテンシティとは違うことを理解しなければならない」とコメント。「イライラせずにみんなアピールしながらもよくプレーを続けていた。次も体格的に僕らは大きいので、笛を吹かれる回数も多くなると思う。イライラせずに戦い抜かなければいけない」と平常心を保つことが重要だと語った。

 アジアカップでは準々決勝からビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入される。吉田は「ペナルティボックスでより繊細に守備をしなければいけない」と警戒しつつ、「プレーを流して、その後にビデオで判断する」ことが増えることを予想。判定が「明確になっていい」と前を向いたが、対応していかなくてはいけないことを強調した。

「今まではラインズマンが旗を上げたらすぐ止まることが、体に染み付いている。それを意識的に変えていかないといけないし、できるだけプレーを続けて最後までやって、レフェリーの判断を待つということが大事になる」

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