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ライバルたちとの死闘の末に成し遂げた“王座奪還”【AFCアジアカップ2011】

2019.01.07

[写真]=Getty Images

 5日に開幕した「AFC アジアカップUAE 2019」。日本代表のグループステージ初戦(トルクメニスタン戦)を前に、過去の大会を振り返る全5回のシリーズ。第4回は、カタールで開催された2011年大会をおさらいする。

 アルベルト・ザッケローニ監督は、本田圭佑、香川真司の2大エースを中心にメンバーを構成。南アフリカ・ワールドカップに続き長谷部誠にキャプテンを任せ、多くの海外組が名を連ねた。グループステージ初戦のヨルダン戦はドロースタート。続くシリア戦は本田圭佑のPKで何とか勝利を手にするも、川島永嗣が一発退場するなど、判定に泣かされた。続くサウジアラビア戦は5-0と快勝を収めグループ首位通過で準々決勝へと駒を進めた。準々決勝では開催国のカタールと対戦した。すると1-1の場面で、今度は吉田麻也が退場処分に。直後のフリーキックで勝ち越し点を奪われ絶体絶命の状況に追い込まれる。それでも、香川真司のこの日2点目で同点に追いつくと、終了間際には伊野波雅彦のゴールで逆転勝利を手にした。韓国との準決勝では、互いに譲らず2-2のままPK戦へ突入。すると川島永嗣の2連続セーブなど、韓国は3人が失敗。対する日本は3人が成功し、日韓対決を制した。決勝戦ではオーストラリア代表と対戦。スコアレスのまま延長戦に突入すると、途中出場の李忠成が長友佑都のクロスにダイレクトボレーで合わせて決勝点をマーク。この1点を守り切り、2大会ぶり、史上最多4度目の優勝を手にした。
写真=ゲッティイメージズ

メンバー一覧

※()内は大会当時の所属クラブ。

▼GK
1.川島永嗣(リールセ/ベルギー)
21.西川周作(サンフレッチェ広島)
23.権田修一(FC東京)
▼DF
2.伊野波雅彦(鹿島アントラーズ)
3.岩政大樹(鹿島アントラーズ)
4.今野泰幸(FC東京)
5.長友佑都(チェゼーナ/イタリア)
6.内田篤人(シャルケ/ドイツ)
12.森脇良太(サンフレッチェ広島)
20.永田充(アルビレックス新潟)
22.吉田麻也(VVVフェンロ/オランダ)
▼MF
7.遠藤保仁(ガンバ大阪)
8.松井大輔(トム・トムスク/ロシア)
10.香川真司(ドルトムント/ドイツ)
13.細貝萌(浦和レッズ)
14.藤本淳吾(清水エスパルス)
15.本田拓也(清水エスパルス)
16.柏木陽介(浦和レッズ)
17.長谷部誠(ヴォルフスブルク/ドイツ)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
▼FW
9.岡崎慎司(清水エスパルス)
11.前田遼一(ジュビロ磐田)
19.李忠成(サンフレッチェ広島)

監督:アルベルト・ザッケローニ

基本フォーメーション

■グループステージ第1戦

日本 1-1 ヨルダン

【得点者】
日本:吉田麻也(90+2分)
ヨルダン:アブデルファタ(45分)

【スターティングメンバー】
川島;内田、吉田、今野、長友;長谷部、遠藤、松井(58分 岡崎)、本田圭(90分 藤本)、香川;前田(HT 李)

■グループステージ第2戦

日本 2-1 シリア

【得点者】
日本:長谷部(35分)、本田圭(PK/82分)
シリア:アルハティブ(PK/76分)

【スターティングメンバー】
川島;内田、吉田、今野、長友;長谷部、遠藤、松井(92分 細貝)、本田圭、香川(65分 岡崎);前田(75分 西川)

■グループステージ第3戦

日本 5-0 サウジアラビア

【得点者】
日本:岡崎(8分、13分、80分)、前田(19分、51分)

【スターティングメンバー】
西川;内田(HT 伊野波)、吉田(63分 岩政)、今野、長友;長谷部、遠藤(82分 本田拓)、岡崎、柏木、香川;前田

■準々決勝

日本 3-2 カタール

【得点者】
日本:香川(29分、71分)、伊野波(90分)
カタール:スリア(13分)、セザール(63分)

【スターティングメンバー】
川島;伊野波、吉田、今野、長友;長谷部、遠藤、岡崎、本田圭、香川(93分 永田);前田(64分 岩政)

■準決勝

日本 2-2(PK戦:3-0)韓国

【得点者】
日本:前田(36分)、細貝(97分)
韓国:キ・ソンヨン(PK/23分)、ファン・ジェウォン(120分)

【PK戦】
(上/先攻 日本、下/後攻 韓国 ◯=成功/●=失敗)
▼1人目
本田圭○
ク・ジャチョル●
▼2人目
岡崎○
イ・ヨンネ●
▼3人目
長友●
ホン・ジョンホ●
▼4人目
今野○
――

【スターティングメンバー】
川島;内田、岩政、今野、長友;長谷部(117分 本田拓)、遠藤、岡崎、本田圭、香川(87分 細貝);前田(105分 伊野波)

■決勝戦

日本 1-0 オーストラリア

【得点者】
日本:李(109分)

【スターティングメンバー】
川島;内田(120分 伊野波)、吉田、今野、長友;長谷部、遠藤、岡崎、本田圭、藤本(56分 岩政);前田(98分 李)

最終結果一覧

◇優勝:日本
◇準優勝:オーストラリア
◇3位:韓国
◇4位:ウズベキスタン

◇MVP:本田圭佑(日本)
◇得点王:ク・ジャチョル(5得点/韓国)
◇フェアプレー賞:韓国

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