アジアカップ開催国のUAEでトレーニングを行った長友佑都
9日にAFCアジアカップUAE2019の初戦を控える日本代表は5日、開催国UAEで地元クラブのアル・ワフダと非公開でのトレーニングマッチ(35分×2)に臨み、3-0で勝利(チーム広報発表)を収めた。
練習後の取材に応じたDF長友佑都は、「メンバーのコミュニケーション、課題も今日出ました。良い部分、悪い部分出たので、良かったと思います」と振り返り、課題については次のように明かした。
「まだ連携の部分でもうちょっと詰めていかないといけない。特に守備よりも攻撃の部分で、コミュニケーション、連動の部分をもう少し高めて。あと最終的な精度の部分を含めて、上げていかないと、アジアカップはそんなに甘くないかなと思います」
日本代表は5日、MF中島翔哉とMF守田英正に代わって、MF乾貴士とDF塩谷司を招集することを発表。両選手が加わることには、「また騒がしいやつがくるなという感じです」と話したが、チームには明るい選手が必要であることを強調した。
「明るい彼がサッカーのピッチの中だけでなく、ピッチ外でも経験と明るさをチームにもたらしてくれる。これはすごく大きいですよ。乾が追加招集されたとき、W杯メンバーはざわつきましたからね。『来るか!』と(笑)。それが彼の持っているパーソナリティですよね。サッカー選手としてだけでなく、一人の人としてもみんながざわつくようなものを持っているというのは、何かいい風に運んで行くのではないかなと思います」