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森保監督、来年参戦するコパ・アメリカは「貴重な強化、経験の場になる」

2018.12.11

今後のチーム作りについて語った森保監督 [写真]=Getty Images

 日本代表を率いる森保一監督が、6月に戦うコパ・アメリカでの南米勢についてコメントした。

 日本サッカー協会(JFA)は11日、2019年の年間スケジュールを発表。来年1月にAFCアジアカップ 2019、3月と6月にキリンチャレンジカップ 2019、その後6月にコパ・アメリカ ブラジル2019を戦うことが発表されている。

 コパ・アメリカに招待国として参戦することを受け、会見に出席した森保監督は南米の国々についてコメント。普段なかなか対戦カードを組むことができない南米のチームを相手に「経験値を高めたい」と話している。

「アウェイでの貴重な強化、経験の場となる。本気の南米相手に経験値、チーム力を高めて次に向かっていきたい。南米のチームにはわれわれが学ばなくてはいけないことがまだまだあります」

 また、質疑に応じた技術委員長の関塚隆氏は今後のメンバー編成について次のようにコメントした。

「A代表で戦いに出ます。これからの選手選考を含めてつとめていきます。しっかりとしたA代表を作り、3月はU-22のアジアの大会とも重なるが2020年につなげていきたい」

 続けて「コパ・アメリカを別チームで構成するのであれば3月、6月のメンバー選考はどうするのか」と問われた同氏は次のように語っている。

「現時点ではこのスケジュールの中でうまく融合を築きながら、A代表の強化、U-22の強化をしっかりとつなげたい。ラージグループでやるか期間を変えながらやるかは森保監督の下、状況を見て支えていきたいです」

 コパ・アメリカにA代表で臨む理由やプロセスについて森保監督は「チームについては選手の状況等も変わると思うので、どういう編成になるのか具体的には言えない。ただ、幅広い年代で代表を組むことは考えられるかなと思います」と柔軟な考えをもってチームを作ると話している。

 コパ・アメリカ ブラジル2019は、来年6月から7月にかけて開催され、今大会にはアジアから日本代表とカタール代表が招待されている。日本代表は1999年以来2度目の参戦となる。

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