2018.11.21

【スカサカ!ライブ】柴崎岳が語る現状の課題と新たに模索するスタイル

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 番組MCの岩政大樹がプロデュースするインタビューコーナー「今まさに聞く~ヘタフェ柴崎岳篇~前編」が放送された。

 柴崎は2011年に青森山田高校から鹿島アントラーズに加入し、岩政とチームメートに。2016シーズンの優勝に貢献するなど活躍し、2017年1月にはスペイン2部のテネリフェへ、同年7月には1部昇格を果たしたヘタフェに移籍した。

 また、日本代表として今年のロシア・ワールドカップに出場し、日本のベスト16進出に貢献。今回、スペインを訪問した岩政と再会を果たし、ロシアW杯後初となるロングインタビューが実現した。

岩政大樹(以下、岩政) お元気ですか?

柴崎岳(以下、柴崎) 元気ですよ(笑)。なんか変な感じというか。ちょっと前に(岩政の)引退の話を聞いたので、とりあえずお疲れ様でした。

岩政 そういう話じゃないから(苦笑)。今日は俺じゃないから(笑)。

柴崎 (笑)。まあまあ、とりあえず(笑)。

■スペイン挑戦の理由

岩政 スペインに対するこだわりってあったんですか? 国というところでいくと、ラ・リーガに行きたいというのは?

柴崎 こだわりが、あったと言えばありますね。というのは、確かあれは16歳ぐらいだったと思うんですけど、1回スペインに遠征に来たんですよね。年代別日本代表で。ビジャレアルかな……に行って、その時の記憶がすごくよくて。漠然と「いつかこの国でプレーしたいな」みたいなのはずっと思っていて。海外に来てプレーできるんだったら、まず目指すはスペインでプレーすることを希望しようとは思っていたので、こだわりは持っていましたね。

岩政 ラ・リーガというのは今、過去も含めてですけど、日本人選手はそんなに多くないですし、そこに敢えて飛び込むというのは柴崎選手らしいなと個人的には思うんですけど。自分の中で「新しい挑戦をしていきたい」、「より難しいところに行きたい」という思いがあるのかな、という気がするんですけど。

柴崎 高校生でプロに入ることを選択した時も、鹿島以外にもいろいろな選択肢があったんですけど、でも鹿島が一番たぶん試合に出づらくて、でも鹿島が一番成長できるクラブだろうなと思って選んだクラブだったんですね。もちろん他の国が簡単だとは言わないですけど、自分の中で、自分にとってより厳しい環境とか、難しい環境を選ぶとなった時には、スペインがそれだったんだろうなという部分は思いますね。

■現在の状況について

柴崎 試合に出られていない部分というのは、もちろん自分に足りないところがあって、それも自分なりに解釈はできていて。ボランチならもっと強度を高くプレーできないとラ・リーガの中では通用しないし、1列前で出るならもっと突破力とか、チャンスメイクとか、違いを作れないと出られないし、というので、練習の中でそれを、ポジションによって監督に見せるアピールという部分もしながら、そこをより伸ばせるようなトレーニングをしながらというのは続けてやっていますかね。

岩政 言える範囲であります? 自分が今、取り組んでいるところについて。

柴崎 やっぱり最近思う……W杯の時もちょっと思ったかな、ぼくはどちらかというとこういう体型で、ガッチガチのムキムキな……。

岩政 ヘタフェの練習見たけど、みんなデカいよね。

柴崎 大きいですね。大きい選手もいますし。じゃあ、そういう選手とガチでやり合うかって、同じようなタイプでやれるかというと、そうじゃないな、と思って、イメージ的にいうと南米系みたいな、細くて強い筋肉、みたいな印象分かりますかね。ウチにもウルグアイの選手(マウロ・アランバリ)がいるんですけど、けっこう見た目は細いんですけど、よく見ると密度が詰まっているような筋肉をしているんですよ。そうすると強度もあるし、走れるし、インテンシティも高い。そこの自分の中のイメージを、そっちの方向に変えてトレーニングしている。よりインテンシティの高い中でプレーの量も多くしながら自分のプレーを出せるというところを目指していこうかなと、ちょっとシフトしようかなと。

岩政 ヘタフェの試合を見させていただいて、今日も練習を見ましたけど、柴崎選手のほしいタイミングでほしいパスが来るというタイミングがけっこう少ないじゃないですか。あのあたりって、難しさはありますよね?

柴崎 ありますね。要求はもちろんするんですけど、なかなかそのタイミングで入ってこない。それがスペイン人のサッカーと今までの自分の感覚がちょっとズレているのかな、という印象があるので。でもまあ、それは自分が慣れていくというのはもちろんあるでしょうけど。

岩政 それはどんな感じで違うんですか? もうちょっと遅い? 遅いというか、ボールを持っちゃうということ?

柴崎 ラ・リーガでもけっこうあるんですけど、たとえばトン、トンで来るタイミングで、相手の距離とかにもよるんですけど、入った時にダイレクトでも出せるんですけど、より自分で(相手を)はがそうとする意識が高いので、僕はその、はがさないで出すパスみたいなのをたぶん要求しちゃっているんですけど、彼らの感覚としては、1回はがしてからちゃんとポンと出すみたいな感じなので、1個2個、自分の中では遅く感じるけど、彼らの中ではそれがたぶんノーマルで、けっこうラ・リーガの中盤の選手はそういう選手が多いですね。ブロックしてはがして、ちょっと運んでから展開するみたいな感覚。

岩政 最近、運ぶ中盤の選手が多くなりましたよね。日本の感覚で見ていると違うのかもしれないけど、いろいろな選手を見ていると、運ぶ、その後にパスという選手は確かに増えている気はしますよね。

柴崎 そうですね。そこが僕も自分の課題なんですけど、もっと独力で(ボールを)運べて、推進力をチームに与えていくというのをしないといけないなっていう。そこは練習の中でもチャレンジしているところではあるんですけど。やっぱり彼らを見ていると、そういうのって必要なのかなって思いますね。

 毎週金曜日21時から放送されている『スカサカ!ライブ』。次回は11月23日(金)21時スタートで、「今まさに聞く~ヘタフェ柴崎岳篇~後編」などが放送される予定となっている。

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