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冨安と同じく10代でA代表デビューを飾った一流センターバックたち

2018.10.16

10代でA代表デビューを飾った選手たち [写真]=Getty Images

 12日に行われたキリンチャレンジカップ2018で、日本代表はパナマ代表に3-0の勝利を収めた。同試合では、東京五輪世代でもあるDF冨安健洋(シント・トロイデン)がA代表デビュー。19歳でのA代表デビューは、2012年のFW宮市亮(ザンクトパウリ)以来6年ぶりのことになる。センターバックとしては史上初めての快挙だった。そこで今回は、冨安と同じく10代でA代表デビューを飾った世界的なセンターバックを紹介する。

ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード/ウルグアイ代表)

ディエゴ・ゴディン

(写真は2006年3月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1986年2月16日(32歳)

ウルグアイのDFリーダーを務めるゴディンがA代表初キャップを刻んだのは、19歳のとき。2005年に行われたメキシコとの国際親善試合だった。以降、ワールドカップとコパ・アメリカに3回ずつ出場。2011年のアルゼンチン大会で、自身初の南米王者に輝いている。また今夏には、ウルグアイ代表キャプテンとして史上最多のW杯出場数(8試合)を記録した。

■ホセ・ヒメネス(アトレティコ・マドリード/ウルグアイ代表)

ホセ・ヒメネス

(写真は2013年9月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1995年1月20日(23歳)

負傷のため、今回のアジア遠征には帯同しなかったが、クラブと代表の双方でゴディンとセンターバックコンビを組むヒメネスも、10代でA代表デビューを飾った一人だ。初出場を果たしたのは、2013年9月10日に行われた2014 FIFAワールドカップ 南米予選のコロンビア戦のこと。当時まだ18歳という若さだった。翌年の本大会では、チーム唯一の10代選手としてW杯メンバー入りを果たし、3試合に出場している。

セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/スペイン代表)

セルヒオ・ラモス

(写真は2005年11月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1986年3月30日(32歳)

現在、キャプテンを務めるS・ラモスがA代表デビューを飾ったのは、18歳と361日のとき。2005年3月26日に行われた中国との国際親善試合で、右サイドバックとして初出場を果たした。その後、センターバックへコンバートされると、2013年3月22日のフィンランド戦では、スペイン史上最年少で代表通算100試合出場を達成した。これまで159試合に出場しており、GKイケル・カシージャス(ポルト)が持つ最多出場記録まで、あと「8」に迫る。

ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード/フランス代表)

ラファエル・ヴァラン

(写真は2013年10月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1993年4月25日(25歳)

20歳の誕生日を目前に控えた2013年3月22日、2014 FIFAワールドカップ 欧州予選のジョージア戦でA代表デビュー。同い年のMFポール・ポグバも、同じ試合でA代表初出場を果たしている。だがその後、ヴァランは度重なる負傷に見舞われ、2014 FIFAワールドカップとユーロ2016の本大会を欠場した。そうして迎えた今夏のワールドカップでは、全7試合に出場して世界制覇を達成。初の大舞台で大きなことをやり遂げた。

ヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・C/ベルギー代表)

ヴァンサン・コンパニ

(写真は2004年3月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1986年4月10日(32歳)

ベルギー代表の精神的支柱であるコンパニは、なんと17歳でA代表デビューを果たしている。今から14年前の2004年2月。フランスとの国際親善試合で、初めて代表のピッチに立った。飛び級に次ぐ飛び級を実現し、その後もコンスタントに招集メンバーに名を連ねたため、U-19代表やU-21代表での出場歴がないという変わった経歴を持つ。

マタイス・デ・リフト(アヤックス/オランダ代表)

マタイス・デ・リフト

(写真は2017年3月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1999年8月12日(19歳)

コンパニのA代表デビューから13年後、同じく17歳でオランダ代表デビューを飾ったのがデ・リフトだ。2017年3月に初招集されると、同月25日に行われたブルガリアとのW杯予選でA代表初出場。自身のミスから2失点を招くほろ苦いデビュー戦となったが、今やバルセロナやマンチェスター・Uといったビッグクラブが争奪戦を繰り広げている。冨安と同じ東京五輪世代で、身長(188センチ)もまったく同じ。足下の技術に優れ、後方からのビルドアップを得意とする点も酷似しており、同世代のライバルとして要注目の選手だ。

マルキーニョス(パリ・サンジェルマン/ブラジル代表)

マルキーニョス

(写真は2014年5月のもの) [写真]=Getty Images

生年月日:1994年5月14日(24歳)

2012年夏、弱冠18歳でコリンチャンスからローマに引き抜かれると、翌年11月に行われたホンジュラスとの国際親善試合でA代表初出場を果たした。もともと、ポルトガルとの二重国籍を所持。セレソンデビューの直前にはポルトガル代表入りの意向を示していたが、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督(当時)が先んじて招集に踏み切ったという逸話がある。

(記事/Footmedia)

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