アジアカップ出場へ闘志を燃やす南野拓実…「サバイバルに勝ち残る」

南野拓実がレギュラー獲得へ意気込みを語った [写真]=嶋田健一

 10日、日本代表は新潟市内でトレーニングを実施。12日のパナマ代表戦に向けて調整を行った。

 森保一監督率いる新生・日本代表の初陣となったコスタリカ戦に続き招集された南野拓実(ザルツブルク)は、この日が合流初日。トレーニング終了後、ロシア・ワールドカップに出場したメンバーとの初練習を振り返った。

「まだ1日目ですけど、ヨーロッパでプレーしてワールドカップに出た選手は、やっぱり質が高いし、全てにおいて能力が高い。でも、それは分かっていたことなので、そういう選手たちと自分の良さを合わせていってチームとして良くなっていけば良いといいます」

 9月、南野は約2年11カ月ぶりに日本代表に招集されるとスタメンフル出場。後半には代表初ゴールをマークし、チームの快勝とともに個人としても最高のスタートを切ることができた。それでも、油断はできない。来年1月にはAFCアジアカップが開幕。レギュラーの座をつかむためには12日のパナマ戦、16日のウルグアイ戦を含め、残り4試合でアピールしなければならない。

「ワールドカップに出た選手も今回合流して、その中で僕個人としてはアジアカップまでのサバイバルに勝ち残りたい。今回も質が高い選手ばかりなので、自分の特徴をアピールできればいいと思っています」

 2大会ぶりのアジアタイトル奪還へ、サバイバルレースの幕が上がろうとしている。

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