代表デビューを果たした天野純 [写真]=Getty Images
日本代表は11日、キリンチャレンジカップ2018でコスタリカ代表と対戦。相手のオウンゴールで先制すると、後半には南野拓実、伊東純也が代表初ゴールをマークし、3-0で勝利を収めた。
75分から途中出場しA代表デビューを飾った天野純(横浜F・マリノス)は、「失点しないことと、日本代表が勝つことを重点においた。後はチャンスがあったらシュートを打つことや、ゴール前に入っていこうと思っていた。結果は出せなかったけど、勝ててよかった」と試合を振り返った。
79分には、ゴール前で堂安律がFKを獲得。天野にとっても得意の左足で狙える位置だったが、キッカーを務めたのは堂安だった。このことには「律が倒された。俺が倒された側だったら蹴りたいし、その気持ちは分かる。律も点を取ってなかったから、そこは自分で蹴ってもらっていいかな」とコメント。「『蹴る?』って聞いたら、『蹴らしてください』みたいな感じだったから譲りました」と、その時のやりとり明かした。
初となった代表での活動については「追加招集でしたけど、練習から試合に出るアピールはできた。その結果、今日2番手の交代になったと思う」と収穫を口にした一方、驚きもあったという。
「アップの時や入場の時、国家斉唱の時も今まで経験したことがないプレッシャーがあった。ずっとテレビで観戦する側だったけど、キリンチャレンジカップでもこれだけのプレッシャーがあることがわかった。この中で今までの代表選手たちは戦ってきたことはすごいなと思った」
最後に「次の(浦和)レッズ戦は、日本代表選手として見られるし、違ったプレッシャーがあると思う。それは今までになかったこと。でも、みんなそうやって強くなっていくと思うから、頑張りたいです」と、代表定着に向けて意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト