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【新ギアリリース】川島永嗣が求めるスパイク・グローブのポイントとは?【インタビュー】

2018.08.20

[写真]=瀬藤尚美

 プーマの新作スパイク『FUTURE』と『PUMA ONE』が7月26日より、販売スタートとなった。

『FUTURE』はアントワーヌ・グリーズマンやマルコ・ロイスといった世界的なトッププレーヤーや、日本では小林悠などが使用している。そして、今回の新作リリースに合わせ、『FUTURE』を使用する川島永嗣に新製品の印象や、GKにとってのスパイクの重要度、ギアへのこだわりなどを聞いた。

インタビュー=小松春生
写真=瀬藤尚美

―――まず、プーマのGKグローブの印象をお聞かせください。

川島永嗣(以下、川島) やはり、長く使っていますし、しっくりきます。ボールはどんどん変わっていきますが、グローブはなかなか変わらないものです。でも、例えばラバーについて、今は滑りやすいボールが増えてきている中で、グリップ力はかなり高いです。ヨーロッパはピッチが濡れていることも多いので、かなり助けられています。

――ロシアW杯も人工芝だったりしました。コンディションの変化に対応できることは重要な要素ですね。

川島 そうですね。例えば、スパイクに関しても固定と取替のミックスを用意していただいたりしますが、常にハードな条件で対応していかないといけないので。グラウンドも緩い時がありますし、W杯は2戦目でポイントを変えたりしました。そういう部分にも対応していける良さがあると思います。

――新スパイクの印象はいかがですか?

川島 紐の結び方をいろいろと変えられるんですけど、これのおかげで自分の足に合わせて締められます。自分の足に合った形でスパイクを履けるのは非常に好ましかったですね。

――スパイクに対して、フィールドプレーヤーとは別の重要度をGKでは求めていると思います。重要視している点は何でしょう。

川島 前線の選手だと、基本的に軽さを求めたりします。でも、GKはステップした時に中でズレたりすると滑る原因になりますし、その一瞬が遅れる原因になることがあります。シューズとしての安定感が大切ですね。

――開発チームへの要望を出されたりはしていますか?

川島 スパイクに関してはありませんが、グローブについてはお願いしている部分もあります。親指の部分は日本でプレーしている時は市販のものより削って軽くしてもらっていましたが、海外ではシュートが強く、最後の支えがあるかないかで違うので、今はそのままのものを使用しています。

――新作は「UPRISING」をテーマにしていて、進化や成長をイメージさせるキーカラーとして、オレンジを使用しています。

川島 いいですよね。好きなんです。目立つ色というか、オレンジが昔から好きで。上着とかも気づいたらオレンジを買っていたり(笑)。

――ピッチ上で目立つ色を身につけることで、周囲からの注目が上がり、それでさらにモチベーションを上げることへつなげる選手もいます。

川島 昔、真っ黒のグローブが流行った時があって、「なんで真っ黒なんだよ!」と思っていた時もあります(笑)。僕は色があったほうが好きで、派手まではいきませんけど、こういった色の方が気持ち的にもリラックスできますね。

――新しいグローブとスパイクで、いいプレーを見せたいところですね。

川島 (グローブを着用して)今はまだオフ中ですけど、やっぱり身につけると、やりたくなりますね(笑)。

『FUTURE』『PUMA ONE』の詳細はコチラから

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