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トルシエ氏以来の五輪監督兼任…森保一新監督「1人なら不可能だが…」

2018.07.26

日本代表の新監督に就任した森保一氏 [写真]=Getty Images

 日本サッカー協会は26日、日本代表の新指揮官に森保一氏が就任することを発表した。就任会見では東京オリンピックに臨むU-23日本代表監督との兼任も発表。1998年から2002年まで指揮をとったフィリップ・トルシエ氏以来の監督人事となる。

 会見で田嶋幸三会長は、五輪監督との兼任の経緯について説明した。

「世代交代待ったなしの時です。彼は五輪代表と日本代表という2つの重要な役割を担っていただきます。世代交代を実現するためには、2つのチームを掛け持った方がスムーズにいくと、そのメリットを選びました。これまでは2つの代表で選手の取り合いもありました。なので1人の監督が担当した方がいいという結論に至りました。これまでの予選は岡田武史監督が数試合戦ったのみです。そのチャレンジをするのにふさわしい人材は森保監督だと思いました」

 また森保監督は、兼任に際して掛かる重圧を認識しながらやりがいを感じている。

「2つの代表を率いるのは困難だと思います。1人なら不可能だと思いますが、日本代表を支えてくださるたくさんの人の力を借りながらであれば、実現可能だと思います」

「二つのチームを見ることが大きな力になると思います。日本代表の勝利のために、世代交代、年代間の融合を図るということ。そして代表だけでなくて日本サッカー界全体の発展につながるように、今私がやらなければいけない任務を全うして、次の日本代表、日本サッカー界に貢献できるように努めてまいります。この二つの代表をやるためには覚悟が必要だと思います。多くの方に支えられて活動できること。覚悟と感謝を持って職責を全うして行きたいです」

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