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オフを終えた柴崎岳、新シーズンに向けて「まずは確固たる地位を築く」

2018.07.23

インタビューに応じた柴崎岳

 ヘタフェに所属する日本代表MF柴崎岳が23日、空港でインタビューに応じた。

 柴崎はまず初めに「先日もご報告させてもらった通り、真野恵里菜さんと結婚しましたことを改めてご報告させてもらいます。これからもよろしくお願いします」と、結婚の報告をした。

 2018 FIFAワールドカップ ロシアでは4試合全てに先発出場した柴崎。大会後に感じたことは「初体験」だったと明かした。「『感動しました』という言葉がすごく多くて、こんな言葉掛けをしてもらうのは初めてだった。それくらいの影響力がW杯にあったことを実感した」

 また、オフ期間でしたことについては「休みがそんなに長いものではないので、とりあえず身体を休息することをメインにやった」とコメント。「コンディションはこれから作っていく。いろんなところに旅行に行ったりとかで、非常にリラックスできた」と短いオフを振り返った。

 日本代表のW杯メンバー数人が大会後、海外移籍することを発表している。そういった選手たちにアドバイスを求められた柴崎だが、「僕も(海外は)まだ長くいない」と語り、次のように続けた。

「何人かの選手がW杯後にヨーロッパの地へ行くというのは、非常に個人としては嬉しく思う。それは、日本のサッカーのために必要なこと。同じ仲間として何かあれば助け合いながら、お互いに切磋琢磨し合っていけたらいい」

 W杯での活躍を受け、4年後も期待されている柴崎だが、「4年後のW杯は近いけど個人的にはまだ漠然としている」とあまり意識はしていないという。「まずは1年1年、目の前の1試合1試合を大切に成長し続けていきたい。その先にW杯があることを頭の片隅に意識しながら、まずは新シーズンを過ごしたい」

 柴崎にとって新シーズンは、スペインに渡って3年目のシーズンとなるが、自身の課題や目標について次のように語った。

「W杯の舞台でも自分は十分やれるということを証明できた。そこは、自信を持って新シーズンに望みたい。あとは、これからプレーするチームの中でまずは確固たる地位を築くこと。仲間の信頼や、スタッフ、監督の信頼を得なければならない。自分の力をしっかりと出して、試合の中で成長していきたい」

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