2018.07.05

海外メディアが絶賛…敗退した日本から学ぶべき3つのこととは?

日本代表
ベルギーを相手に逆転負けを喫した日本代表 [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 日本代表は2018 FIFAワールドカップ ロシアの決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に2-3の逆転負けを喫した。史上初のベスト8進出は叶わなかったが、ベルギー戦の日本の戦いぶりは世界各国に大きなインパクトを与えた。海外メディア『sportskeeda』が4日、惜しくもベスト16で敗退した日本を称賛し、見習うべき3つのポイントを挙げた。

1.規律

 日本人は常に規則正しいことで知られている。今や共通の習慣となった家に入る前に靴を脱ぐという行為も日本から広まったものだ。それは、その代表チームと彼らのファンたちが参加したW杯でも変わらなかった。

 現代サッカーでは対戦相手を挑発するための非論理的行動や、審判から有利な判定を受けようとする行為をよく見かける。今ではそれらを戦術とするチームすら存在する。だが、日本は苦しい時間帯でも自分たちの価値観を忘れることはなかった。タックルに巻き込まれたことを審判にアピールしたとしても、それが限度を超えることはない。悪意のある演技で審判を欺こうとするようなこともしない。

 サポーターのことも忘れてはいけない。彼らは試合後、いつも自分たちがいた場所を片付けてからスタジアムをあとにする。それは、試合終了間際の失点でベルギーに敗れた後であっても変わらなかった。彼らは自分たちで使った場所を片付けたことを確認してからでないと決して帰らない。

2.勝つための戦い方

 日本は6月28日に行われたポーランドとのグループステージ第3戦で、リードされていたにもかかわらず、他会場の経過を考慮して試合終盤に消極的なパス回しを見せたことが批判されていた。しかし、ベルギー戦で見せた戦い方は全く違った。

 彼らはベルギーのどこを狙えばいいかを理解し、的確に弱点を突いていた。そして、原口元気のゴールで先制した後も、乾貴士の素晴らしいゴールで2点のリードを奪うことに成功した。

 その後、1点を返されてからわずか5分間で同点に追いつかれたが、延長戦やPK戦に持っていくことを望まず、最後まで勝利するために戦った。後半アディショナルタイムのコーナーキックの場面でも、ボールをキープするのではなく、あくまでもゴールを狙った。

 結果としてカウンターから決勝点を奪われたものの、この姿は称賛されるべきものだ。日本のファンが望んでいたのは、ボールをキープしてPK戦まで持ち込むことだったかもしれないが、彼らは得点を奪えると信じていた。アジアの誇りにかけて、世界で最も素晴らしいチームの一つであるベルギーに勝つことを目指した。

3.スポーツマンシップ

 人間というのは、いい時にどんな人かで判断されるのではなく、悪い時にどんな振る舞いをするかで判断されるべきだ。その点でいうと、ベルギー戦後の日本は最大限リスペクトされなければならない。

 試合終了間際にナセル・シャドリのゴールが決まった瞬間、日本チームの全員が大きなショックを受けた。だが、彼らは失望を抑え、敵チームを祝福し、ファンからのサポートに感謝した。我々の多くは、あのような苦しい瞬間の後には、食事をすることすら難しく感じる。しかし、日本はこれまでと変わらない振る舞いをした。試合後には、自分たちのドレッシングルームを綺麗に片付け、ロシア語で「ありがとう」という置き手紙まで置いていった。これらは本当に胸を打たれる行動だ。

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