セネガル戦の意気込みを語った柴崎 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第1戦でコロンビア代表を下した日本代表は、24日に第2戦でセネガル代表と対戦する。重要な一戦を前に、MF柴崎岳(ヘタフェ)が意気込みを語った。
コロンビア戦では80分に足を引きずりながら途中交代となっていた柴崎は、「チームとしてまず回復するということには努めてきた。しっかりとセネガルに対して分析もした。明日の試合に向けて4日間でできるだけの準備はしてきたと思う」と第2戦を見据えた。
セネガルの印象については「スピードは凄いからまともにやったら勝てない」と警戒した一方で、「いいポジショニングから守備に望みたい。チームとしては、スペースを空けず、間延びせずに守ることが重要」と話した。
課題となっているセットプレーの守備については「練習では集中して望めている」としっかりと準備していると明かし、「体をつけて自由にさせないこと。後は、そのこぼれ球をチームとして反応しなければならない。リスクを犯す必要はないので、セーフティーに一旦クリアすることも大事」と対策を語った。
相手のセンターバックの身長が高いことで単純なクロスなどは弾かれる可能性が高いが、柴崎は「日本は元々相手のストロングポイントの高さで勝負するチームではない」とコメント。「基本的には地上戦で、どんどん相手をずらしてコンビネーションで崩していく方がいい」
また、縦パスを入れられるか入れられないかは「自分の出来次第」と断言した柴崎。「取られたら、相手のカウンターは強烈なものがある。そこで、精度の低いパスだとやられてしまう。でも、逆にそこでつけることができたら大きなチャンスにもなる。そこは自分のパフォーマンス次第」と、自身の役割が重要であることを強調した。