大きな勝ち点3の裏には4年前の教訓があった [写真]=Getty Images
日本代表は19日、2018 FIFA ワールドカップ ロシア、グループステージ第1戦でコロンビア代表と対戦した。6分に相手の一発レッドでPKを獲得すると、香川真司が冷静に決めて先制。その後は同点に追いつかれるも、大迫勇也のヘディング弾で再びリードを奪うと、2-1で勝利。ワールドカップで南米勢相手に初白星を上げた。
試合後、キャプテンの長谷部誠は「非常に嬉しいです。早い時間帯に相手が退場になって、こういうゲームは難しいんですけど、勝ち切ったことはチームにとって大きいと思います」と語った。
長谷部が“難しい”と口にするのには4年前の教訓があるからだ。
「前回大会のギリシャ戦のように早い時間に相手が1人少なると、引いてブロックを固めてきますし、今日は数的優位になってから追いつかれた。そこからのゲーム運びはリスクを背負ってもバランスは崩せないところもあって、『そういう感覚を大事にしよう』とみんなで声を掛け合った。それが今日の結果につながったと思います」
大きな勝ち点「3」と手応えを手にした日本は次戦、24日にグループステージ第2戦、セネガルとの一戦に挑む。長谷部は最後に「グループステージは残り2試合ありますから、次の試合に集中してやっていきたい」と意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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